きょうの料理レシピ
たけのこの土佐煮
やさしいお味の手軽な煮物。からいりした削り節をまぶすことで、「土佐煮」の名がつきます。熱くてもおいしいですが、冷めても味が落ち着いて、また格別です。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/450 kcal
*全量
塩分/8.2 g
*全量
調理時間
/25分
つくり方
1
ゆでたけのこは、穂先側は姫皮をつけたまま3~4cm長さの四つ割りにする。根元側は7~8mm厚さのいちょう形に切る。
2
鍋に削り節を入れ、弱火でゆっくりとからいりする。カサカサと音がするようになったらバットにあけ、手でもんで細かくする。
! ポイント
菜箸で繰り返しつまみ上げるようにし、香りがたってきたら少し火から外し、温度が落ち着いたらまた火に戻す。これを繰り返してしっかりといります。
3
鍋にだしを入れて煮立て、【A】の調味料と1のたけのこを加える。再び煮立ったらアクを丁寧にすくい、強めの中火で落としぶたをして煮る。煮汁が少なくなったら、鍋を揺すって上下を返す(鍋返し)。
4
汁けがほぼなくなったらバットにあけ、2の削り節を一気にかけて手早く混ぜ、まぶしつける。器に盛り、好みで木の芽をのせる。
きょうの料理レシピ
2015/03/31
登紀子ばぁばの元気印
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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