夏野菜の洋風いり鶏
材料を同じ大きさに切りそろえると、火が通りやすく、見た目もきれいに仕上がります。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
材料
(4人分)
- ・鶏むね肉 1枚
- ・なす 2コ
- ・きゅうり 2本
- ・にんじん 1/4本
- ・たまねぎ 1/2コ
- ・白ワイン カップ1/2
- 【A】
- ・だし カップ1/2
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- 【B】
- ・トマトケチャップ 大さじ3
- ・酢 大さじ1
- ・塩
- ・オリーブ油 大さじ2
- ・こしょう 少々
つくり方
なすはヘタを落として縦半分に切り、小さめの乱切りにしてサッと水で洗い、水けをきる。きゅうりはたっぷりの塩をまぶして転がし、水で洗い、なすと同じ大きさに切る。にんじん、たまねぎもなすと同じ大きさに切る。鶏肉は縦半分に切り、一口大のそぎ切りにする。
きゅうりは表面に塩をまぶして転がすと色が鮮やかになり、味も入りやすい。塩が軽く緑色に染まるまで、しっかりと。
鍋にオリーブ油を入れて中火にかけ、鶏肉を炒める。鶏肉の色が変わったらきゅうり以外の野菜を加えて塩・こしょう各少々をふり、さらに炒める。
2に白ワインを加えてアルコール分をとばし、【A】を加えて、落としぶたをして4~5分間煮る。
煮汁がほとんどなくなってきたら、【B】ときゅうりを加えて、軽く炒める。
仕上げにトマトケチャップの酸味を加える。きゅうりもここで加えて、食感よく仕上げる。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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