きょうの料理レシピ
栗きんとん
くちなしの実と一緒にゆでて、「金団(きんとん)」(豊かな財宝)の字にふさわしい黄金色に練り上げます。さつまいもは金時を使うと、しっとりとなめらかに仕上がります。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/3960 kcal
*全量
調理時間
/40分
*さつまいもを水に浸す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・くりの甘露煮 (市販) 18コ
- ・さつまいも (金時) 500g
- ・焼きみょうばん 小さじ2
- ・くちなしの実 2~3コ
- ・くりの甘露煮のみつ 大さじ2
- ・砂糖 230g
- ・みりん 大さじ2
つくり方
1
さつまいもは1cm厚さの輪切りにして皮をむく。皮の近くはアクや筋が多いので厚めにむく。水カップ4に焼きみょうばんを溶き入れ、さつまいもを30分間浸す。
2
1のさつまいもを水でよく洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水をはり、二つ割りにしたくちなしの実を入れ、竹ぐしが通るまでゆでる。
3
柔らかくなったら熱いうちに裏ごす。鍋に戻して砂糖230g、甘露煮のみつを加え、全体を十分に混ぜてから中火で焦がさないように練る。
4
鍋底に木べらの筋が残るようになったところでみりん大さじ2を加え、くりの甘露煮を加えてざっと混ぜ、つやよく練り上げてバットにあける。
全体備考
★器・近茶文庫
きょうの料理レシピ
2005/12/12
保存版!正月料理
このレシピをつくった人
柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
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