
きょうの料理レシピ
みそ
ゆっくり発酵する大豆を見守りながら、口にする日を心待ちにするのがだいご味です。昔ながらのみそ汁から今どきの“混ぜみそ”まで、自分なりの楽しみ方を探してみましょう。

写真: 竹内 章雄
エネルギー
/3520 kcal
*全量
調理時間
/600分
*大豆を戻す時間、みそをねかす時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・大豆 (乾) 500g
- ・米こうじ (乾) 500g
- ・粗塩 250g
- ・粗塩
つくり方
1
大豆は洗ってからたっぷりの水につけ、一晩おいて戻す。
2
大きな鍋に1の大豆と水1.5リットルを入れ、弱めの中火で8~12時間煮る。途中、泡をすくい取り、大豆が水面から出ないように適宜水を足す。
! ポイント
あれば、圧力鍋で20分間煮て、圧が下がるまでおいてもよい。
3
盤台(もしくは大きなボウル)に米こうじをあけ、ダマがなくなるまで手のひらではさんでよくもみほぐす。粗塩をまんべんなくまぶし、米こうじに塩をよくもみ込む(塩きり)。半量をボウルにとり分けておく。
! ポイント
ダマが残ると、発酵がよく進まず、かびの原因にもなる。
4
大豆が、指でつまんで柔らかくつぶれるような状態になったら、火を止める。熱いうちに煮汁と大豆に分け、煮汁もとっておく。
! ポイント
豆の乾燥具合によって、煮る時間は異なる。
5
袋に移した大豆を、熱いうちに麺棒などで均等につぶして粗熱を取る。
! ポイント
アツアツの大豆と米こうじを合わせると、こうじ菌が死んでしまい、発酵が進まない。
6
3の盤台に5の大豆の半量を加えてゴムべらなどで合わせ、なじんだら手で混ぜ合わせる。3のとり分けたボウルに残りの大豆を加えて同様に混ぜ、盤台に移して全体を混ぜ合わせる。
7
混ぜた感じがみそよりも堅いようなら、大豆の煮汁を適宜加えてゆるめ、みその堅さになるように調整する。
! ポイント
ややゆるめのほうが、水が上がって発酵が進みやすい。
8
直径20cm程度の丸い玉(みそ玉)を数コつくって空気を抜き、保存容器に力強く投げ入れてさらに空気を抜く。
! ポイント
容器の中で、みそ玉がつぶれて広がるようなイメージ。
9
空気が入らないように均等に詰めて、表面をならす。
10
粗塩を一つかみ(約大さじ2)ふって落としぶたをし、さらに粗塩を二つかみふる。おもしをのせてふたをし、約3か月間ねかせる。水(たまり)が上がってきたら食べられる。
! ポイント
たまりは、しょうゆと同様に使え、とり分けたほうがみそにかびが生えにくい。
全体備考
《保存》
使いやすい保存容器に移して冷蔵庫で保存。さらにねかせる場合は、おもしと落としぶたをはずし、清潔なゴムべらなどで発酵が進むように全体を混ぜ合わせ(天地返し)、室温におく。20℃以上になったら冷蔵庫へ。
《ポイント》
初心者は、安定している乾燥の米こうじを使うのがおすすめ。
《かびが生えたら…》
白かびが浮いてきた場合は、かびだけをすくい取れば大丈夫ですが、ピンクや黒のかびが生えた場合は、周囲1cmをしっかりこそげ取ってください。
◆このレシピをつかったおすすめの料理はこちら◆
豚肉のマーマレードみそ焼き
柚子(ゆず)白玉みそ汁
根菜みその湯豆腐のせ
きょうの料理レシピ
2013/01/21
ニッポンおいしい手仕事
このレシピをつくった人

河合 真理さん
和食をベースに、独自の発想で素材の味を生かした新感覚の料理が人気。ざん新な切り口の料理書「迷宮レストラン~クレオパトラから樋口一葉まで」が好評。祖母は、料理研究家の草分け的存在の阿部なをさん。
きな粉を消費したくて、40gも入れてしまいましたが、しっかり作れました。生地はフードプロセッサーで順番通りに投入して作りました。簡単に生地ができて、サクサクしっとりの美味しいクッキーに焼き上がりました。
2023-11-23 03:18:17
豆乳ではなくてオーツミルク、黒糖はキビ糖、白胡麻が足りなくて黒胡麻も混ぜました。混ぜる際に柔らかい(ベトつく)場合は少し冷蔵庫に寝かしてからクッキーを形成すると良いです。20分強焼きました。もっと焼けば色味がついたかもしれませんが、サクサクしっとりで美味しく出来上がりました。優しい味です。
2021-07-12 08:57:04
きな粉、ゴマの良い香りがして癒されます。
とても軽くゴマのプチプチ、きなこの香ばしさが美味しいですよ!日本茶にもバッチリですね
白胡麻がなく黒ゴマでしました。ガスオーブンで160度20分、上段でやきました。サクサクです
とても軽くゴマのプチプチ、きなこの香ばしさが美味しいですよ!日本茶にもバッチリですね
白胡麻がなく黒ゴマでしました。ガスオーブンで160度20分、上段でやきました。サクサクです
2021-05-02 06:13:13
ごまはすりごまで、牛乳、と普通の白砂糖、卵は小1個、バターは65グラムといえにあるものでつくりました。指で平らにして焼けやすいようにしました。はじめにバターと砂糖をよく混ぜて作るやり方でなかったので、堅くならないか思ったけどきnなことごまががとてもいい仕事をしてました。次は、形も気をつけよう。プレゼント出来るように。
2018-04-09 04:04:23
他にお探しのレシピはありませんか?
今週の人気レシピランキング
NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介




つくったコメント