魚介のトマトスープ煮
イタリアの定番スープ!低エネルギー・低脂肪の魚介を組み合わせて、トマトと煮詰めた「免疫力強化レシピ」です。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・あさり (砂抜きしたもの) 250g
- ・いか (足、エンペラ) 80g
- ・むきえび 80g
- ・きんめだい (切り身/小) 2切れ(80g)
- ・たまねぎ 40g
- ・セロリ 40g
- ・トマトの水煮 (缶詰/食塩不使用) 1缶(400g)
- ・タイム (生) 2本
- ・ローズマリー (生) 1本
- ・イタリアンパセリ (生/粗みじん切り) 適宜
- ・オリーブ油
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
あさりは殻と殻をこすり合わせて洗い、いかは食べやすく切る。えびは背ワタがあれば除く。たまねぎは繊維を断つように薄切りにし、セロリはたたいてつぶしてからみじん切りにする。トマトの水煮は手でつぶして芯を除く。
タイムとローズマリーはたこ糸で縛る。
鍋にオリーブ油大さじ2を強めの中火で熱し、たまねぎ、セロリを透き通るまで炒める。きんめだい、えびを加えて炒め、えびは色が変わったら取り出す。あさりを加え、水カップ1/2を注ぎ、ふたをして口が開いたら取り出す。鍋を揺すりながら、軽く煮詰める。
トマトの水煮を加え、煮立ったらきんめだいを取り出す。鍋を揺すりながら、水分を蒸発させるように煮詰める。トロリとしたら、2を加え、えびとあさり、きんめだいを戻し入れ、いかを加えてサッと煮る。水適量を加えてとろみを加減する。
塩小さじ1/3、こしょう少々をふって器に盛り、あればイタリアンパセリをふる。
塩分2.2g
◆肝・腎機能アップポイント◆(解説:本多 京子)
【低エネルギー・低脂肪の魚介を取り合わせる】
あさり、えび、いかに含まれるタウリンは肝細胞の修復に役立つ。魚介類は順々に炒めながら、だしを引き出し、うまみを凝縮させていく。
【ハーブの香りで減塩効果】
魚介と相性のよいタイムとローズマリーで風味づけ。香りの効果で、塩分控えめでも味わい深く満足感のある味に仕上がる。
【温かい煮汁ごと食べて体を温める】
うまみが凝縮して、トロリとなった煮汁に、魚介類を戻し入れる。温まったところで器に盛り、煮汁ごと食べれば、食後は体が芯からポカポカに。
このレシピをつくった人
落合 務さん
東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフ。素材の持ち味を生かし、手をかけすぎずにつくるレシピが人気。料理のコツをテンポよく伝える姿がテレビや雑誌で話題になり、多くの人を魅了する。
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