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きょうの料理レシピ

さつまいもご飯

秋の味覚をご飯と一緒に炊き込みます。ごま塩をふっていただくと、米とさつまいもの甘さが引き立ちます。

さつまいもご飯

写真: 佐伯 義勝

エネルギー /1780 kcal

*全量

調理時間 /30分

*米を浸水させる時間、さつまいもをみょうばん水につける時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・米 カップ2+1/2(500ml)
・さつまいも (細めのもの) 1本(150g)
・焼きみょうばん 小さじ1
*さつまいものアクをぬき、変色するのを防ぐ。
【ごま塩】
・黒ごま 小さじ2
・塩 小さじ1
・みりん

つくり方

1

米を研ぐ。米を鍋に入れ、水を加えてサッと洗い、すぐに水を捨てる。手のひらでリズミカルに押し返しながら米を30回ほど研ぎ、水を加えてすぐに水を捨てる。もう一度同じように研いで、水を加えて、捨てる。何度か水を取りかえて、水がすんできたら、水につけて30分間おく。

! ポイント

最初に加えた水は、米に吸わせないうちになるべく早く捨てる。
手首のスナップを利かせて、リズミカルに30回ほど研ぐ。

2

さつまいもは皮付きのまま1cm厚さの輪切りか半月形に切る。焼きみょうばんを水カップ3に溶かした中に入れ、30分間つける。

3

鍋に水けをきった米と、水で洗ったさつまいもを入れる。水カップ3(600ml)を加え、そこから大さじ1を取り除き、代わりにみりん大さじ1を加える。ふたをして強火にかける。

! ポイント

水大さじ1を取り除き、代わりにみりん大さじ1を加えて、米の2割増しの水量で炊く。水加減は米の2割増しが基本。

4

沸騰してきたら中火にし、水がひいてきたら弱火にする。3~4分たってパチパチという音がしてきたら10秒間強火にし、火を止める。そのまま10分間蒸らす。

! ポイント

水がひいてきたら弱火にする。火を止めるまでは、ふたを開けて中を確認してもよい。

5

【ごま塩】をつくる。黒ごまは厚手の鍋でからいりし、塩を加えて火を止め、軽くかき混ぜてから小皿にあける。

6

4のふたを開け、しゃもじで上下を返して、さつまいもを均等に混ぜる。器によそい、【ごま塩】をふる。

! ポイント

ふたを開けたらすぐにしゃもじで上下を返すようにして余分な水分をとばす。

全体備考

★器・近茶文庫

きょうの料理レシピ
2011/10/06 いま伝えたい 料理の力

このレシピをつくった人

柳原 一成

柳原 一成さん

(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。

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