*1人分
1.夏みかんは酸っぱいものを求め、汁を絞り、同量のしょうゆと合せ、【みかん酢】をつくる。
2.トマトは縦八つ割りにし、皮をむく。うどは皮を厚くむき、小さな乱切りにして薄い酢水に浸す。
3.きゅうりは塩少々をのせた手のひらで握り、片手で回しながら塩をこすりつける(塩ずり)。水で洗い、うどと同じ大きさに切る。
4.わかめは水で戻して筋を取り、熱湯でサッとゆでてざるに上げる。水けをきって3cm長さに切る。にんにくは薄皮をむき、薄切りにする。
5.みょうがたけは斜め薄切りにし、冷水にさらす(そぎみょうが)。しょうがは皮をむき、おろし金ですりおろす。
6.かつおは余分な血合いを取り除き、皮側を下にして置き、4本の金ぐしを扇形に打つ。
7.ガスを強火にし、6の皮側を炎にかざして焼き色をつける。裏返して、身のほうは表面がうっすらと白くなる程度に火にかざす。
8.7のくしを回しながら抜き、皮側を上にしてまな板の左手前に置き、右小口から8~9mm幅に切って、右に送る。少量の塩をふって下味をつけ、青じそを敷いて皿に盛りつける。
9.8のかつおにトマト、3、4、水けをきったうどとそぎみょうがをあしらう。花丸きゅうりを飾り、おろししょうがを添える。1の【みかん酢】をかけて食べる。
・かつおのたたきは、本場土佐(高知県)では大きな皿に盛りつけ、大勢で囲む皿鉢(さあち)料理として供する。2~3人で食べる場合は、1人分を4~5切れずつとし、写真のように盛るとよい。
かつおを使った色々レシピ
かつおのみぞれたたき
かつおとごぼうの煮物
かつおとうどの酢みそあえ
かつおのすり流し
文銭がつお