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きょうの料理レシピ

栗きんとん

練りすぎないように煮詰めると透明感のあるつややかなきんとんになります。

栗きんとん

写真: 青山 紀子

エネルギー /1650 kcal

*全量

調理時間 /30分

*さつまいもを水にさらす時間は除く。

材料

・くりの甘露煮 (市販) 16コ
・さつまいも 400g(正味250g)
・くちなしの実 1コ
【A】
・砂糖 カップ2/3~1
・くりの甘露煮のシロップ カップ1/3
・みりん 大さじ2
・粗塩 小さじ1/5
・水あめ 大さじ3

つくり方

1

さつまいもは約1.5cm厚さの輪切りにし、皮を厚くむいて、水に約30分間さらす。水は途中で1~2回かえる。

2

くちなしの実は粗く砕いて、お茶用紙パックに入れる。

3

さつまいもの水けをきって鍋に入れ、かぶるくらいの水と2を加えて強火にかける。煮立ったら中火にして柔らかくなるまでゆでる。途中、さつまいもが美しい黄色に染まったら、くちなしの実を取り出す。

4

3のゆで汁を少し残して捨て、熱いうちにマッシャーなどでさつまいもを細かくつぶす(さつまいもはマッシャーでつぶせばOK。ゆでた鍋でつぶせば煮詰めるまで鍋1つで済ませられる)。【A】を加えて混ぜ、弱火にかける。木べらなどで時々混ぜ、軽く煮詰める。

5

くりの甘露煮、水あめを順に加えて混ぜ、鍋を回しながら中身を動かしてゆっくりと煮詰める(混ぜすぎると砂糖の白濁によって透明感がなくなる)。木べらで鍋底に筋を引けるくらいになったら(冷めると堅くなるので、柔らかそうに感じても、この程度で火から下ろす)、バットに広げ、うちわであおいで冷まし、つやよく仕上げる。

きょうの料理レシピ
2008/12/09 正月料理【意外と簡単基本のおせち】

このレシピをつくった人

清水 信子

清水 信子さん

(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

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