きょうの料理レシピ
いちごのチョコレートフォンデュ
溶かしたチョコレートを固めるときは温度調節が必要です(テンパリング)。バナナやドライアプリコットなど、好きな果物でたくさんつくっても楽しい!
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/660 kcal
*いちご1パック分
調理時間
/30分
材料
(つくりやすい分量)
- ・いちご 1パック
- ・製菓用チョコレート (クーベルチュール。スイート) 200g
- *チョコレートはテンパリングするのに200gは必要。これでいちご約50コ分はつくれるが、チョコレートは余れば保存できるので、好みの量をつくればよい。
つくり方
1
いちごは汚れをふき取り、室温に戻す。
2
チョコレートは細かく刻んで、ボウルに入れ、70℃くらいの湯せんにかけて溶かす。
3
ボウルを水につけ、ゴムべらで静かに混ぜながら26℃に冷ます。
4
すぐにぬるま湯につけ、29℃に上げる。
! ポイント
ナイフの先でチョコレートをすくって20℃の室温においてみる。きれいなつやがでて固まればよい。脂肪分が浮き出ていたりしたら、手順3からやり直す。ここで脂肪分の模様が浮き出ていると、いちごを浸しても同じような模様が出てしまう。
5
いちごのヘタを持って八分目までチョコレートに浸す。引き上げて、オーブン用の紙におき、20℃の室温で固める。
! ポイント
ヘタを持って浸す。滴り落ちるチョコレートはあまりきらずに、少したれそうなぐらいで、オーブン用の紙の上に乗せると、チョコレートが厚くつく。
全体備考
■製菓用チョコレート(ミルク)の場合は、細かく刻み、70℃の湯せんで溶かしたら、25℃→28℃の順に温度調整をする。
きょうの料理レシピ
2004/03/02
うきうき!春のお菓子
このレシピをつくった人
加藤 千恵さん
東京都内で洋菓子教室を主宰。国際線のフライトアテンダントを経て、フランス、ドイツで菓子づくりを学ぶ。わかりやすくていねいな指導と、洗練された美しいお菓子にファンが多い。
つくったコメント