きょうの料理レシピ
かれいの竜田揚げ
かれいの揚げ物は、誰にも喜ばれるごちそう。ゆっくりと揚げるのがコツです。盛りつけは、「左ひらめの右かれい」で。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/200 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(4人分)
- ・かれい (小ぶりのもの) 4匹
- ・レモン (半月切り) 適量
- ・塩
- ・こしょう
- ・かたくり粉 少々
- ・揚げ油 適量
つくり方
1
かれいは黒い皮側の細かいウロコを包丁でこそげ取る。尾先、エンガワのヒレの端も軽くこそげ取る。
! ポイント
黒い皮側にはウロコが多いので、包丁の刃先を使ってこそげ取る。
2
エラと内臓を取り、よく水で洗って黒い皮側に格子状の包丁目を入れ、軽く塩・こしょうをふる。
! ポイント
指でエラぶたを開いて包丁の刃先を入れ、エラをかき出す。胸ビレの下に切れ目を入れて刃先を差し込み、頭を少し起こすようにして内臓をかき出す。
3
ガーゼにかたくり粉少々を包み、かれいの表裏にまんべんなくはたきつける。
4
3を180℃の揚げ油で1分間揚げ、火を弱めてそのまま7~8分間、途中で裏返してゆっくりと揚げる。最後に火を強めて油の温度を上げ、30秒間ほど揚げて揚げ台にとる。
5
器に懐紙を敷き、かれいの頭を右にして盛り、レモンを添える。
! ポイント
懐紙を折るときは、折り返した角が左上がりになるようにする。右上がりは不祝儀になる。
全体備考
・魚は頭を左にするのが原則だが、かれいは右で盛りつける。
きょうの料理レシピ
2005/11/14
登紀子ばぁばの料理指南
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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