きょうの料理レシピ
いきなりだんご
【郷土料理 熊本県】さつまいもとあんを、塩けのある生地で包んで蒸した素朴な味わいのおやつです。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/130 kcal
*1コ分
調理時間
/50分
*生地をねかせる時間は除く。
材料
(6コ分)
- 【生地】
- ・薄力粉 110g
- ・塩 小さじ1/2
- ・水 大さじ4
- ・さつまいも (直径4~5cmくらいのもの) 6cm
- ・こしあん (市販) 80g
つくり方
1
薄力粉に塩を加え、水を少しずつ加えて混ぜ、【生地】をつくる。よくこねて【生地】がなめらかになったら堅く絞ったぬれ布巾をかけ、約30分間おく。
2
さつまいもは皮付きのまま1cm厚さの輪切りにし、水にさらす。
3
1を6等分して丸める。打ち粉(分量外)少々を手につけ、生地1コを手のひらで押さえながら、さつまいもより一回りくらい大きくのばし広げる。
! ポイント
中央を薄く、周りを厚めにしておくとよい。
4
さつまいもはざるに上げ、紙タオルで水けを拭き取る。3の中央にあんの1/6量をのせ、さつまいも1枚をかぶせる。
5
【生地】を少しずつのばし広げながら、さつまいもをくるむ。最後は【生地】をつまんで寄せ、完全に閉じたら閉じ口を平らにならす。
6
閉じ口を下にしてオーブン用の紙にのせ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で約25分間蒸す。
全体備考
“いきなり”の名の由来には諸説あり、手早くあっという間にでき上がるからとも、生のいもを「生(い)き成(な)り」調理するからともいわれます。かつてはあんを入れず、さつまいもだけを包んだとか。
きょうの料理レシピ
2014/11/05
【日本縦断 秋の郷土料理大集合!】四国~九州編
このレシピをつくった人
浜崎 典子さん
料理学校の校長を務めた経験を生かし、料理番組や雑誌のフードコーディネート、講習会など各種メディアで活躍している。郷土料理にも造詣が深い。
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