どんぶり茶碗蒸し
大きな器に、たっぷりの具を入れたボリューミーな茶碗蒸し。水を注いだ鍋に器を置いて火にかける“地獄蒸し”という調理法でつくります。
写真: 澤木 央子
*1人分
材料
(2人分)
- 【卵液】
- ・卵 2コ
- 【A】
- ・だし カップ1+1/2
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4
- ・鶏ささ身 (小) 2本(80g)
- 【下味】
- ・塩 少々
- ・酒 小さじ1
- ・しめじ 1/2パック(50g)
- ・みつば 1/4ワ
- ・かたくり粉
つくり方
ボウルに卵を割り入れてカラザを除き、卵白を切るように混ぜ、卵黄もしっかりと溶きほぐす。混ぜ合わせた【A】を加える。卵としっかり混ぜ合わせ、【卵液】をつくる。
ささ身はそぎ切りにする。【下味】をもみ込んで1~2分間おき、かたくり粉を薄くまぶす。しめじは石づきを取り、小房に分ける。みつばは3cm長さに切る。
ささ身にかたくり粉をまぶすとパサつかず、柔らかく仕上がる。
丼の内側をサッと水でぬらし、しめじ、ささ身、みつばを順に入れ、【卵液】を注ぐ。
「地獄蒸しの方法」を参照し、鍋に水を2~3cm深さに注ぎ、3の丼を入れて中火にかける。沸騰したらふたをし、ごく弱火にして10~20分間蒸す。
鍋や器によって火の通る時間が異なるので、様子を見ながら蒸す。
中央に竹串を刺して濁った汁が出ず、丼を軽く傾けて卵が固まっていれば、蒸し上がり。火から下ろし、アルミ箔(はく)の両端を持って取り出す(やけどに注意)。
《地獄蒸しの方法》
1. 鍋に水を2~3cm深さに注ぎ、厚手の紙タオル(不織布タイプ)を四つ折りにして敷く。
2. アルミ箔を40cm長さに切り、5cm幅の帯状に折る。蒸す食材を器に入れ、アルミ箔の中央に置く(アルミ箔は、器を取り出しやすくするために使用)。
3. アルミ箔の両端を器に沿って持ち手にし、器ごと1.の紙タオルの上に置く。アルミ箔を内側に折り、火にかける。沸騰したら、鍋ぶたをして蒸す。
このレシピをつくった人
きじま りゅうたさん
祖母・村上昭子、母・杵島直美から多彩な家庭料理を学び、アパレルメーカー勤務の後、料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが雑誌や料理サイトで人気。1981年生まれ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。
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