ローストチキン オレンジソース
鶏を丸ごと焼いたローストチキンは、ごちそう感満点。注意することは火の通り具合だけで、つくり方は簡単です。
写真: 松島 均
*1人分
材料
(4人分)
- ・丸鶏 (頭、内臓、足先を除いたもの。) 1羽(1kg)
- ・サラダ油 大さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・タイム (乾) 少々
- 【オレンジソース】
- ・グラニュー糖 50g
- ・水 カップ1/4
- ・赤ワイン カップ1/2
- ・オレンジジュース (果汁100%) カップ1/2
- ・みそ 小さじ1
- ・みかん 4コ
- ・クレソン 1ワ
つくり方
丸鶏は室温に戻す。足2本の先を交差させ、たこ糸で縛って固定する。左右の手羽は胴に沿わせ、その上からたこ糸をグルリと回して縛り、固定する。
たこ糸で縛っておくと形よく仕上がる。
フライパンで焼きつけるフライパンにサラダ油を熱して丸鶏を入れ、強火で焼く。足の部分を手で持って返しながら、表面全体にこんがりと焼き色をつける。
オーブンの天板にオーブン用の紙を敷いて丸鶏をのせ、塩、こしょう、タイムを全体にふる。200℃に温めたオーブンで30分間焼く。
トングなどで上下を返し、さらに30分間焼く。これは丸鶏に均一に火が通るようにするため。
身の厚いむね肉の部分に竹串を刺してみて、抜いたときに透明な肉汁が出れば焼き上がり。串がスッと入らなかったり、串を抜いたときに赤い肉汁が出たりする場合は、様子を見ながらさらに焼く。
小さめの鍋にグラニュー糖、水を入れて強火にかけ、混ぜずに加熱する。全体が濃い茶色になったら、赤ワイン、オレンジジュース、みそを加え(はねるので注意して)、弱火にしてへらで混ぜながらトロリとするまで煮詰める。器に丸鶏を盛り、皮をむいて横に1cm厚さに切ったみかんを周りに並べ、クレソンの柔らかい葉を摘んで添える。肉を切り分け、オレンジソースをかけて食べる。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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