韓国風きのこギョーザ鍋
弱った胃には、食物繊維豊富なきのこたっぷりの鍋料理。ギョーザのあんには消化にやさしい豆腐やひき肉などを詰めます。
写真: 鍋島 徳恭
*1人分
*豆腐を水きりする時間、【B】をおいておく時間は除く。
材料
(2人分)
- 【ギョーザ】
- ・木綿豆腐 50g
- ・白菜キムチ 50g
- ・生しいたけ 2枚
- ・みつば 1ワ
- ・合いびき肉 100g
- 【A】
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・酒 小さじ2
- ・ごま油 小さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・ギョーザの皮 (大判) 16枚
- 【B】
- ・水 カップ3+1/2
- ・煮干し (腹ワタを除く) 20g
- 【C】
- ・生しいたけ 4枚
- ・まいたけ 1パック
- ・しめじ 1パック
- ・みつば 1/2ワ
- ・粉とうがらし (韓国産/中びき) 小さじ2
- ・にんにく (すりおろす) 小さじ1
- ・細ねぎ (8mm長さに切る) 2本分
- ・みつば (食べやすい大きさに切る) 4本分
- ・塩
- ・しょうゆ
- ・酢
つくり方
【ギョーザ】をつくる。木綿豆腐は紙タオルで包み、軽くおもしをして約10分間水きりする。白菜キムチは汁けをきってみじん切りに、しいたけもみじん切りにする。みつばは1cm長さに切る。
ボウルに合いびき肉と【A】を入れて練り混ぜ、1を加えて練り合わせる。
ギョーザの皮に2のあんを大さじ1ぐらいのせ、皮の縁に水をつけ半月形に閉じて縁を押さえる。両端を重ね合わせ、帽子形に包む。
消化によい食材たっぷりのあん。中央にのせ、周囲に水をつけたら、半分に折りたたむ。あんの中心を押さえながら、両端を近づけて寄せる。端を合わせたら、はずれないようにしっかりと押さえる。かわいい帽子形になればOK。
鍋に【B】を入れ、30分間ほどおいてから火にかける。煮立ったらアクを除き、煮干しを取り出す。塩小さじ1/2、しょうゆ大さじ1/2を加える。
【C】のしいたけは石づきを除いて半分に切り、まいたけは食べやすく手で裂く。しめじは石づきを除いて小房に分ける。みつばは5cm長さに切る。
4に3、5を入れて煮る。酢・しょうゆ各適量を合わせた酢じょうゆをつけて食べる。好みで粉とうがらしとにんにくを合わせたペースト、細ねぎ、みつばを添える。
煮干しのだしにギョーザ、きのこ、みつばを入れて煮る。ギョーザは皮がプリッとするくらいが食べ頃。
れんこんをきんぴらにして、一緒に食べるとよく合う。
このレシピをつくった人
コウ 静子さん
料理家である母、李映林さんの韓国薬膳を取り入れた日々の食卓や、2人のいとこが韓医学博士で韓医師と婦人科医という環境から、薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。自身も国際中医薬膳師である。
TV、ラジオ、雑誌など多数のメディアで料理を提案しながら、自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。それは心と体を美しく豊かにしてくれるということを、料理を通じて伝えている。
講演、飲食店プロデュースや雑貨の提案も行っている。弟のコウケンテツさんも同じく料理家として活躍中。
著書に「野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん」(大和書房)「症状別 体の不調を整えるごはん」(家の光協会)など多数。
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