きょうの料理レシピ
ふきじゃこ
ふきの葉も捨てずにちりめんじゃこと炊くと、ご飯やお茶漬けにぴったりの常備菜に。サラダ油でいためるとコクが出ます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/300 kcal
*全量
調理時間
/10分
*ふきを水にさらす時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ふきの葉 5枚(約250g)
- ・ちりめんじゃこ 20g
- 【A】
- ・だし カップ1/2
- ・酒 カップ1/4
- ・砂糖 大さじ1
- ・みりん 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・サラダ油
つくり方
1
ふきの葉はふきの炊いたんでふきの軸をゆでた湯に入れ、約1分30秒間ゆでて流水にさらし、さらに1時間以上水にさらす
! ポイント
葉は軸よりも苦みが強いので、時々水をかえながらしっかりとさらす。味の好み次第で、半日くらいさらしてもよい。
2
1をギュッと絞って水けをきる。ごく細かいみじん切りにして、さらに水けを絞る。
! ポイント
みじん切りにする代わりに、フードプロセッサーにかけて細かくしてもよい。
3
鍋にサラダ油大さじ1を熱し、ちりめんじゃこを軽く炒め、2を加えてサッと炒める。【A】を順に加えて混ぜ、弱火で煮る。煮汁がほとんどなくなるまでいり煮にする。
! ポイント
じゃこのうまみで味わい深くなる。だしがらの煮干しなどを刻んで入れてもおいしい。じゃこの代わりに削り節やひき肉を入れても。
4
煮上がったらバットに広げて冷まし、器に盛る。熱いうちに食べてもおいしい。
全体備考
【保存】
冷蔵庫で4~5日間保存できる。
きょうの料理レシピ
2009/04/20
京のおばんざいレシピ
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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