アスパラ カルボナーラ
卵に火を通しすぎないことが上手につくるコツ。卵は余熱で火を通しながらパスタにからめると、なめらかな口当たりに。アスパラガスを加え、野菜もいっしょにとれるレシピです。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ (1.6~1.8mm) 160g
- ・グリーンアスパラガス 4本(約100g)
- ・ベーコン (塊) 140g
- ・卵 2コ
- ・生クリーム 大さじ4
- ・パルメザンチーズ (すりおろす) 大さじ2
- ・塩
- ・エクストラバージンオリーブ油
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
アスパラガスは根元の堅い部分の皮をむき、はかまを取って、1~2cm長さの斜め切りにする。ベーコンは2~3cm長さの棒状に切る。卵は溶きほぐしておく。
たっぷりの熱湯に1%の塩を入れ、スパゲッティを加えてゆで始め、袋の表示より30秒間短めにゆでる。スパゲッティがゆで上がる1分くらい前にアスパラガスを加え、いっしょにゆで上げる。
フライパンにエクストラバージンオリーブ油少々を入れて弱火にかけ、ベーコンを加えてじっくりと炒め、しっかりと脂を引き出す。ベーコンから脂がたくさん出た場合は、紙タオルで少しふき取る。
3の火を止め、水カップ1/2を加えて中火で煮立たせ、生クリームを加える。
生クリームはできるだけ仕上げの直前に加えるほうがよいので、水を先に加える。生クリームは長く火にかけると風味がとんでしまうので、水が十分に温まってから加える。
再び煮立ったら火を止め、2のスパゲッティとアスパラガスの湯を軽くきって手早く加え、弱火でしっかりとからめる。
ソースが煮立ったら火を止めて、スパゲッティとアスパラガスを手早く加える。ソースが冷めるとからみが悪くなる。
全体が混ざり合ったら火を止め、オリーブ油大さじ1、溶き卵、パルメザンチーズの半量を加え、よく混ぜ合わせる。もしボソボソになったら、パスタのゆで汁大さじ2を加えてゆるめる。器に盛り、残りのパルメザンチーズ、黒こしょう適量をふる。
卵は余熱で火を通しながらからめるとボソボソにならない。好みで、卵にオリーブ油大さじ1を混ぜておくと、コクとうまみが増す。パルメザンチーズは半量をからめ、残りは器に盛ってからふりかけ、チーズのうまみを2段階に分けて楽しむ。
◆おすすめパスタ◆
スパゲッティ。クリームソースには1.6~1.8mmの太さが最適。クリームソースは濃厚なので、細いパスタだと、くどくなる。スパゲッティ以外では、マカロニ、フェットチーネ(平らな形をしたパスタ)も合う。
このレシピをつくった人
笹島 保弘 さん
京都のイタリア料理店のシェフ。関西のイタリア料理店数軒で修業した後、京都市内にイタリア料理店を開店。正統派イタリア料理と京都の食材を組み合わせたメニューで人気を博している。
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