*塩麹を発酵させる時間、梅を漬ける時間は除く。
(つくりやすい分量)
1割れてしまった梅、大きな傷や斑点のある梅は、漬けている間に傷みやすいので取り分けて。
<★ポイント>ただし、気になる部分を切って除けば、しょうゆ漬けやジャムには使えるので、むだなく利用しましょう。
2大きめのボウルに梅を入れて、たっぷりと水をはり、梅を傷つけないようにやさしく洗う。
3ざるに上げて水けをきり、厚手の紙タオルで拭く。水がたまりやすい、なり口のくぼみの部分も丁寧に。
4なり口のヘタを竹串で取り除く。何度も刺すと実が傷つくので、取れにくいものは無理せずそのままに。
5容器をきれいに洗って水けを拭き、食品用アルコール(または35度以上の焼酎)をしみ込ませた紙タオルで拭く。
ふたやパッキンなども忘れずに!
1.板状の米麹は、バラバラにほぐす。
2.保存瓶に1と塩を入れ、清潔なスプーンや箸などで混ぜる。
3.水を注いでよく混ぜ、ふたをして室温におく。
1日に1回、清潔なスプーンや箸で混ぜる。
<★ポイント>5~7日間後、甘くふくよかな香りが出て、米麹が柔らかくなればOK。
【保存】冷蔵庫で約6か月間。
4.下処理をした完熟梅を保存容器に並べ入れ、塩麹を加える。
5.表面をならし、ふたをして冷蔵庫に1か月間ほどおく。
<★ポイント>梅が塩麹に浸ればよいので、好きな分量で漬けられる。少量の梅を漬ける場合は、小さめの容器を使い、塩麹をヒタヒタに加える。
【食べごろは約1か月後】
梅が柔らかくなれば、食べごろ。
梅酢が出た漬け床は「梅塩麹」として使える。
爽やかな風味が移った「梅塩麹」は、調味料として、肉や魚の下味として、さまざまに使って。
【保存】冷蔵庫で約6か月間。
【容器】
梅は酸が強いので、ホウロウやガラス製のものがおすすめ。ここでは、梅用に23×16×7.5cmのホウロウ製の保存容器、塩麹用に容量900mlの保存瓶を使用。本体とふたは消毒して使う。
【容器の消毒】
容器が耐熱性で鍋に入るサイズであれば、煮沸しておくと安心ですが、酢をたくさん使う保存食や冷蔵庫で保存するものは、焼酎や食品用アルコールで消毒すれば十分。
◆煮沸の方法
1.大きめの鍋に布巾を敷いて耐熱の保存瓶を並べ入れ、かぶるくらいに水を注いで中火にかける。沸騰したら弱火にし、途中でふたを加えて5分間ほど煮沸する。
2.菜箸を瓶に差し込み、斜め下に向けて湯をきる。
*やけどをしないように作業用手袋をはめ、熱湯が手にかからないように注意!
3.清潔な布巾に伏せておき、自然に乾かす。水けが残っていたら紙タオルでしっかりと拭く。
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