*全量
*梅のアクを抜く時間、瓶に入れて冷ます時間は除く。
(つくりやすい分量)
1.梅は梅酒の1と同様にしてアクを抜き、ヘタを取る。梅1コずつに縦に等間隔に5~6か所、包丁で切り目を入れ、横中央にグルリと1本切り目を入れる。こうすることで種が取れやすくなる。
2.梅をボウルに入れ、グラニュー糖を加えてまぶす。
3.水カップ1/4を回しかける。
4.3をホウロウまたはステンレスの鍋に移して中火にかけ、煮立たせる。アクが出たら、丁寧に取りながら、種がはずれてトロリとしてくるまで煮る。鍋から種を取り除く。
5.温めておいた保存瓶に、ジャムが熱いうちに入れてふたをし、逆さにして冷まし、空気を抜いて保存性をよくする。保存瓶は150ml容量4本、または200ml容量3本に小分けすると使いやすい。
【食べごろ&保存場所】
つくってすぐから食べられる。室温で約1年間。開封後は冷蔵庫に移し、1か月以内に食べきる。
【荻野さんのジャムづくりのポイント】
1、素材の分量に対し、砂糖は50~100%が基本です。素材の甘みが強いもの(桃など)は50%くらい(これより低いとカビが生える原因になる)、素材の酸味が強いもの(かんきつ類など)は100%くらいが色、つや、味ともにバランスよく仕上がります。
2、ジャムは軽くとろみが出たら、まだサラッと柔らかいうちに火を止めてください。こうすると、冷めると程よいとろみがつきます。しっかりとろみがついてから火を止めると、冷めてから堅くなって口当たりが悪くなります。