*1人分
1.干しあんずを1cm角に刻む。
2.鍋に【あんずソース】の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせてから中火にかける。
<★ポイント>かたくり粉を加えたら、粉っぽさがなくなるまで全体をよく混ぜる。混ぜずに加熱すると、かたくり粉がダマになってしまうので注意!
3.混ぜながら煮立て、全体に透き通り、とろみがつくまで練る。
<★ポイント>よく練ることで、とろみがつき、つやも出てくる。
4.長芋はおろし器ですりおろし、ボウルに入れる。
<★ポイント>長芋は、必要な分だけ皮をむき、皮の付いた部分を持ってすりおろす。
5.ねぎ以外の【A】の材料を加え、しっかりと粘りが出るまで泡立て器でよく混ぜる。ねぎを加え、全体を混ぜ合わせる。
6.キャベツ、にんじんは6cm長さのせん切り、たまねぎは薄切り、えのきだけは根元を切り落とし、半分に切る。スパゲッティは長さを3等分に手で折る。
7.鍋に1リットルの湯を沸かし、塩小さじ1を入れて、スパゲッティをゆでる。
8.スパゲッティの袋の表示時間の約20秒前に、6の野菜を加えて、菜ばしで全体を混ぜ合わせる。
<★ポイント>スパゲッティと野菜をいっしょにゆでる。ここで野菜とスパゲッティがまんべんなく混ざるので、一石二鳥!
9.ざるに上げ、水けをきっておく。
10.豚肩ロース肉は、包丁の先を使って筋を切る。
<★ポイント>ロース肉の赤身と脂肪の間に、包丁を入れて筋を切る「筋切り」。焼いたとき肉が縮んで、そり返るのを防ぐ。深く切りすぎないように注意して。
11.ウスターソースと練りがらしを混ぜておき、豚肉の表面(片面でよい)に香りづけのためにぬる。
<★ポイント>ウスターソースとからしが肉のくせを取る。さらに、ソースの水分を豚肉が吸収することで、柔らかくなる。
12.11の豚肉の両面に、小麦粉をやや多めにつける。
13.5の【A】を両面にたっぷりつける。パン粉の上にそっと置き、軽く押さえて片面だけパン粉をつける。
<★ポイント>【A】を両面にたっぷりつける。パン粉は、焼くタイプの豚カツの場合は火の通りを考え、片面だけつける。
14.フライパンにサラダ油を入れ、中火にかける。
<★ポイント>油の中にパン粉を落としてみて、すぐに泡立ってきたらOK! これが160℃ぐらいの温度。
15.油が温まったら、13をパン粉のついた面から入れ、油を全体に回しながらパン粉に焼き色がつくまで2分間焼く。きつね色になったら裏返し、弱火で2分間じっくりと焼く。
16.焼き上がったら、紙タオルの上に取り出し、余分な油をきる。食べやすい大きさに切る。
17.器に9の【付け合わせ】を敷き、その上に豚カツをのせて、【あんずソース】を全体にかける。
豚肉はよく火を通す。肉の中心が72℃になっていればよいと言われるが、そのためには高温ではなく低~中温でじっくり火を通すことが必要。ただし焼きすぎてしまうと、肉が縮んで衣がはがれやすくなる。その加減をマスターしましょう。
◆こちらのレシピも参考に!◆
奥村流ビーフフリッターカツ