*1人分
*漬けておく時間は除く。
(つくりやすい分量/4人分)
1.さけは両面に塩をふり、約10分間おく。ボウルに酒かすを入れ、ぬるま湯をかぶるくらいに注ぎ、約10分間おく。
<★ポイント>板状の酒かすは堅いので、ぬるま湯につけて柔らかくする。
2.1のボウルのぬるま湯を約大さじ3残して捨て、酒かすをゴムべらでよく練る。なめらかになったら、砂糖を加えてよく混ぜる。銀だらのみそ漬けの2~4と同様に漬ける。
<★ポイント>ぬるま湯を捨てたら、ゴムべらで押しつぶしながら練ってクリーム状にする。
3.銀だらのみそ漬けの5と同様にさけを取り出して焼く。きゅうりは皮をしま状にむき、乱切りにする。器にさけを盛り、きゅうりを添える。
【保存】
密封容器の場合はふたをし、バットの場合はラップに包んだ状態でジッパー付きポリ袋に移して冷蔵庫に。好みによるが4~5日目が食べごろ。1週間を目安に使いきる。
【個性派切り身魚】
◆さけ◆
サーモンピンクと呼ばれるとおり、鮮やかな色の身が特徴のさけ。「白ざけ」「銀ざけ」、「紅ざけ」、「ますのすけ(キングサーモン)」、「大西洋さけ(アトランティックサーモン)」などがある。最近はノルウェーやチリで養殖されたものが多い。「生ざけ」は、塩蔵品の「塩ざけ」と区別した呼び方。
【食材メモ】
◆酒かす◆
日本酒をつくるときの副産物。もろみ(米や米こうじ、水など、酒の原料を混ぜて発酵させたもの)を搾って残ったもの。板状の「板かす」、クリーム状の「練りかす」などがある。板かすは一年中手に入りやすい。