1.小さめのなべに水カップ6~7、塩を入れる。水は卵がじゅうぶんつかる深さまで、塩は水量の0.8~1%が目安。塩は卵白を固める働きがあり、殻がひび割れたときに卵白の流出を最小限に抑えるために入れる。
2.なべの底にぶつかった衝撃で、殻が割れないように静かに置く。
3.卵白の外側から先に固まるので、その間に転がすと、卵黄は固まっていく卵白に押されて中央部分へ移動し、断面がきれいなゆで卵になる。沸騰してから約12分間で固ゆで卵になる。
<★ポイント>約3分間で白身が固まり、黄身はトロトロ。約5分間で、いわゆる半熟卵。白身は固ゆで、黄身は半熟に。
4.急冷すると卵白が縮み、殻と卵白に透き間ができて殻がむきやすくなる。また、加熱によって卵白から出る物質で黄身の周囲が黒ずむのを防ぐことができる。
5.とがったところで割ると、殻が中に入りやすい。平らなところで、卵を回しながらひびを入れる。
6.4と同様の理由から水の中でむく。殻が大きくはずれるので、むきやすく、また細かい殻が表面に残らない。
7.紙タオルなどでやさしく包むようにして、水けをふき取る。