1.鶏肉は皮にフォークで数か所穴をあけておくと、皮の縮みが防げ、味もしみ込みやすくなる。耐熱性容器に皮を下にして入れ、酒大さじ1をふりかける。ラップフィルムをして破裂防止の穴を数か所あけ、電子レンジ(500W)に約3分間かける。
2.取り出してラップフィルムをはずし、鶏肉から出た蒸し汁は捨てないでとっておく。
3.2の鶏肉の荒熱が取れたら、一口大に切る。細ねぎも2cm長さに切っておく。
4.ボウルに【煮汁】の材料を合わせる。2の蒸し汁も加え、鶏肉のうまみを移しておく。
5.ボウルに卵を割り入れ、黄身の部分をはしでつまむようにしてつぶす。すべてつぶれたら全体を3~4回ざっと混ぜる。
6.フッ素樹脂加工のフライパンに【煮汁】の材料を入れて中火にかけ、煮立ったら、細ねぎを加える。
7.再び沸いてきたら溶き卵の2/3量を、フライパンの中央から回し入れる。
8.フライパンを動かしながら半熟に火を通し、鶏肉を加える。
9.残りの卵を回し入れ、すぐにふたをして火を止め、20秒間ほど蒸らす。この間にどんぶりにご飯を盛る。
10.ご飯の上に9を玉じゃくしですくってのせ、粉ざんしょうをふる。
監修:的場 輝佳
鶏肉はあらかじめ電子レンジで酒蒸しします。アルコールの蒸発温度は低いので、低温で火が通り、いきなり煮汁に加えるより、柔らかくジューシーな口当たりになります。