*1人分
*えびに下味をつけて冷蔵庫でねかせる時間は除く。
1.むきえびは背に1/3程度の深さの切り込みを入れて、背ワタを取り除く。
<★ポイント>背に切り込みを入れると、見た目が大きく華やかになるうえ、歯ざわりもよくなる。
2.1をボウルに入れ、かたくり粉大さじ1と水大さじ1を加えて軽くもむ。2~3回水をかえて洗い、汚れと臭みを取る。
3.紙タオル2枚の上に2をのせ、手前から巻くようにして包み、軽く押して水けをふき取る。
4.ボウルに3を入れ、【下味】の材料を加える。まんべんなく行き渡るように混ぜたら、冷蔵庫で10~20分間ねかせる。
5.中華鍋(または鍋)に揚げ油を入れ、155~160℃に熱する。
<★ポイント>ねぎを入れて、2~3秒間してから細かい泡といっしょに浮き上がってくればOK。温度が低すぎると、下味のかたくり粉と卵白が油の中で分離し、逆に高すぎるとえびがだんご状にくっついてしまう。
6.いったん火を止めて4を加え、玉じゃくし(または菜ばし)で軽くほぐす。再び火をつけて7~8割火を通して取り出す。
<★ポイント>火を止めてからむきえびを入れることで、油の温度が上がりすぎ、えびが焦げるのを防ぐ。あとで火が入るので、ここで完全に火を通す必要はない。
7.中華鍋(またはフライパン)にサラダ油大さじ5 を入れて弱めの中火にかけ、【A】を加え、香りが出るまでいためる。
<★ポイント>香味野菜と油が分離してくるまでいためるのがポイント。
8.チキンスープを加えたら強火にし、【B】で味つけをし、6を戻し入れる。
<★ポイント>ここから先は強火で一気に仕上げると、色、つやが損なわれない。
9.ねぎ、グリンピースを加えたら、鍋を揺すりながら、水溶きかたくり粉を様子を見ながら回し入れ、混ぜてとろみをつける。
10.【C】を回し入れて、ざっと混ぜたら器に盛る。レタスを周りに添える。
<★ポイント>仕上げに酢を加えることで油っぽさがなくなり、ラーユの辛さもマイルドになる。さらにごま油で香りとコクを加える。
水溶きかたくり粉は、かたくり粉1 に対して水は2 の割合でうすめにつくる。初心者は様子を見ながら加えると、失敗が少ない。
卵白入りの下味をからめて薄い衣をつけることで、小さめのむきえびでもボリューム感が出る。さらに冷蔵庫で休ませることで、味が浸透し、衣も密着してはがれにくくなる。
酢、ラーユ、ごま油を入れたら混ぜすぎ厳禁! せっかくの風味がとんで、味がぼやけてしまう。お子さんがいるご家庭はラーユは入れないでもOK。