*全量
*昆布を戻す時間は除く。
(つくりやすい分量/12コ分)
1.早煮昆布はぬれぶきんで表面をよくふき、【A】に約20分間つけて戻す。かんぴょうは塩少々と少量の水を加えてもみ、水を捨てる。水がきれいになるまで何回か水を注いでは捨てる。堅ければ熱湯でサッとゆでて水にとる。縦半分に切る。
2.柔らかくなった昆布を端から巻き、かんぴょうで結ぶ。【A】はとっておく。
3.2の昆布を、きっちりと並ぶ大きさの鍋に並べ、水でぬらした木の落としぶたをして、浮かないようにおもしをする。とっておいた【A】を加え、強火にかける。
4.沸騰してきたら強めの中火にして煮る。20~25分間たって昆布が柔らかくなったら砂糖大さじ1+2/3を加える。
5.5~6分間たったらおもしを取り、しょうゆ大さじ1/2を加え、約10分間煮る。
6.煮汁が回らなくなってきたら、落としぶたを取り、弱めの中火にする。みりん小さじ1を加え、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。
【「煮しめ」は保存食】
汁けがなくなるまで煮る「煮しめ」は、余分な水けがとんで濃い味になるので、その結果、腐りにくくなります。今の時期は、気温が低いことも相まって、いっそう日もちします。昔からおせちといえば煮しめが欠かせないのも道理ですね。