*1人分
1.たけのこは、下のほうは1.5cm厚さの輪切りにし、先のほうは4~8等分のくし形に切る。鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて中火にかけ、煮立ったらざるに上げる。わかめは洗って水けをきり、10cm長さに切る。
2.小さめの鍋に【A】、昆布、たけのこを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にする。落としぶたをし、さらにふたをして約30分間煮る。
<★ポイント>落としぶたをして煮汁を全体に行き渡らせながら煮る。さらにふたをして煮汁の蒸発を防ぐ。
3.わかめを加え、ふたを外して落としぶたをしたまま7~8分間煮る。昆布を除いて器に盛り、あれば木の芽を添える。
<★ポイント>わかめは煮すぎると食感が悪くなるので、あとから加える。
◆ゆでたけのこも、もう一度ゆでてから使うのがポイント◆
春になると皮付きの生たけのこが登場し、ゆでたけのこも新物が出回ります。新物は香りも味も格別で、たけのこ本来のおいしさが味わえます。パック入りのゆでたけのこを使うときは、サッとゆでるのがポイントです。くせが抜けておいしくなり、調味料もしみ込みやすくなります。生たけのこをゆでた場合は、下ゆでせずに使えます。
◆落しぶた◆
少ない煮汁を全体に行き渡らせるために、食材に直接のせて使う小さいふたのこと。木製などの市販品を利用するほか、オーブン用の紙やアルミ箔などを鍋やフライパンの口径より一回り小さい円形に切り、中央に穴を開けて使ってもよい。