*1人分
*卵を常温に戻す時間、きゅうりを板ずりしておく時間は除く。
1.卵は常温に戻す。小さめの鍋に湯約カップ3を沸かして酢を入れ、中火にして卵を静かに加える。再び煮立ったら弱めの中火にし、約7分間ゆでる。水にとって冷まし、殻をむいて縦半分に切る。
2.えびは背ワタがあれば竹串を刺して除き、水で洗って水けを拭く。鍋に湯を沸かし、えびを入れて中火でゆでる。えびの色が変わったら火を止め、そのまま約5分間おいて余熱で火を通し、ざるに上げて湯をきる。
3.きゅうりは塩をまぶし、まな板の上でこするように転がす(板ずり)。約10分間おき、水で洗って水けを拭く。麺棒などでたたいてひびを入れ、縦4等分に切ってから、食べやすい長さに切る。
<★ポイント>たたいて入れたひびのところで半分に割ってから包丁で棒状に切る。
4.器にきゅうりと2のえびを盛る。【A】をよく混ぜ合わせてかけ、1のゆで卵をのせる。
◆板ずりで味をしみ込みやすく◆
きゅうりの基本の下ごしらえの一つに「板ずり」があります。まな板の上に置いたきゅうりに塩をまぶし、手でこするように転がします。表面のいぼが取れ、皮の表面に小さな傷ができて味がなじみやすくなります。独特のくせが抜け、色が鮮やかになる効果もあります。
◆たたいてひびを入れるといいこといっぱい◆
きゅうりの下ごしらえに登場する「たたく」。まな板にきゅうりを置き、麺棒でたたいてひびを入れます。割れた断面に凹凸ができ、あとから加える調味料やあえ衣、ドレッシングなどがからみやすくなります。軽くひびを入れた状態で輪切りや乱切りにする場合もあります。麺棒がない場合は、缶詰など堅くて丈夫なもので代用しましょう。