*1人分
1大根は2.5cm厚さに切り、皮をむいて面取りをし、片面に十文字の切り目を入れる。ラップで包み、電子レンジ(600W)に5~6分間、大根に火が通るまでかける。
2こんにゃくは食べやすい大きさに切って、はしでさわって堅くなるまでゆでる。
3早煮昆布は汚れをふいてだしにくぐらせてから少しおき、柔らかくなったら結ぶ。
4ぎんなんは紙の封筒や厚めのポリ袋などに入れ、口を折って電子レンジ(150~200W)にパンパンと音がするまで4~5分間かける。冷ましてから割れ目の入らないものは割れ目を入れて、鬼皮と薄皮を取り、3コずつようじに刺す。
5はんぺんは食べやすい大きさに切る。
6さつま揚げは熱湯をかけて油抜きをする。
7ちくわは食べやすい大きさに切る。
1.【しのだ袋】以外の具材の下ごしらえをする。
2.【しのだ袋】をつくる。油揚げは紙タオルではさんで上から押して油抜きをする。鶏ひき肉は酒としょうゆで下味をつける。キャベツとしいたけは混ぜておく。
3.油揚げは長いほうを半分に切って切り口を開く。袋状にして切り口から1cmほど折り返す。混ぜたキャベツとしいたけ、鶏ひき肉を4等分し、油揚げに詰めてようじで口をとめる。
<★ポイント>キャベツ、しいたけを詰めたあとに鶏ひき肉を入れると、ひき肉がふたの役割をして具材が外に出ない。折り返した切り口を元に戻してひだを寄せ、縫うようにようじでとめる。
4.【煮汁】のだしを温めて、調味料を溶かしておく。はんぺんとぎんなんを除いた材料を鍋に入れ、【煮汁】を注いで、落としぶたをして煮る。煮立つまでは強火、その後は火を弱めて約1時間、コトコトと煮込む。ぎんなんとはんぺんは、食べる直前に入れてサッと煮る。
5.鍋ごと食卓に出し、溶きがらしを添える。
◆ここが決め手!◆
具材の下ごしらえをしっかりして、煮汁の味をしみ込ませる。煮汁は、鍋に具材を並べてからヒタヒタに注ぐと、見た目もきれいに仕上がる。鍋が大きい場合は、先に落としぶたをしてから煮汁を注ぐと具が動かなくてよい。