*全量
(できあがり約500ml分)
1.ネーブルオレンジは半分に切って果汁を絞り、足りないときは水を足して400mlにする。
2.【ペクチン液】をつくる。果汁を絞ったオレンジの小房を出し、重さをはかって約200gを取り分ける。酸に強い鍋に入れ、【ペクチン液】用のレモン汁、水を加えて火にかける。沸騰したら火を弱め、少しずらしてふたをし、約30分間煮る。ざるでこし、自然に落ちたぶん(約400ml)を【ペクチン液】として使う。
<★ポイント>白い部分にスプーンを入れると、小房を取り出しやすい。
ペクチン液をつくるときにもアクは出るが、最後にざるでこすので、取らなくてよい。
3.粗く刻んだ干しあんずと【ペクチン液】、レモン汁を、酸に強い鍋に入れて弱火にかける。アクを取りながら約15分間煮る。
4.あんずが柔らかくなったらつぶし、ピュレ状にする。
<★ポイント>柔らかく煮たあんずは、泡立て器で簡単につぶせる。
5.1を加えて強火にし、煮立ったらグラニュー糖を加えて火を弱める。アクを取りながら、中火でとろみがつくまで煮る。
6.新しょうがの皮をむいてせん切りにする。5に加え、ひと煮立ちしたら火を止める。
《コンフィチュールの保存法》
1. 蒸気の立った蒸し器に、保存用の瓶と、あれば漏斗(注ぎ口が大きいもの)をふせて置き、7~8分間蒸す。ふたも入れてさらに2~3分間蒸す。
2. 瓶が熱いうちに、できたての熱いコンフィチュールを九分目ぐらいまで注ぐ。瓶の口の周りが汚れたらふき取り、ふたを閉める。
3. 逆さまにして粗熱が取れるまでおく。涼しい場所なら半年間はもつ。1年間保存したいときは、2のあとでふたをゆるめに閉め、さらに5分間蒸してからふたを閉め直す。
「あんずとオレンジのコンフィチュール」を使ったレシピ
豚肉のソテー あんずソース