*1人分
1.ぶりは塩少々を両面にふり、10分間ほどおいたら水けをふき、こしょう少々をふって薄く小麦粉をまぶす。にんにくはたたきつぶす。
<★ポイント>ぶりの余分な水分を引き出し、身を引き締めるために両面に塩をふる。出てきた水分をふき取ることで魚の臭みを除く。
2.【付け合わせ】をつくる。ごぼう、れんこん、ジャンボピーマンは素揚げにする。
3.フライパンに、にんにく、オリーブ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、香りが出たら、にんにくを取り出してぶりを入れ、両面を焼く。おいしそうな焼き色がついたら器に盛り、2の付け合わせを添え、クレソンを散らす。
<★ポイント>小麦粉をうすくまぶして焼くことで、うまみの流出を防ぐと同時に、表面を香ばしく仕上げる。
4.3のフライパンをふいて【ソース】の材料を入れ、混ぜながら中火で熱し、とろみがつくくらい煮詰めたら仕上げにバター大さじ1を加えて溶かし、3にかける。
<★ポイント>【ソース】はスプーンですくってトローリと落ちる程度まで煮詰める。
【ぶり】
11月~翌年2月の寒い時期が旬の大型魚。天然物と養殖物があり、一般的には養殖のほうが脂がのっている。切り身は切り口がシャープでだれていないものが鮮度がよい。成長とともに呼び名が変わることから、出世魚といわれる。関東では、「わかし」「いなだ」「わらさ」「ぶり」。関西では、「つばす」「はまち」「めじろ」「ぶり」。養殖物を「はまち」と呼ぶこともある。