*1人分
*ご飯を炊く時間は除く。
1.米は洗って水けをきり、炊飯器の内釜に入れる。水360mlを注ぎ、5~10分間おいて浸水させ、スイッチを入れて普通に炊く。
2.【合わせ酢】の材料を合わせ、よく混ぜて砂糖と塩を溶かしておく。炊き上がったご飯を大きめのボウル、またはバットにあけ、しゃもじで軽くほぐす。【合わせ酢】をしゃもじに伝わらせながら全体に回しかける。
3.しゃもじで切るように手早く混ぜ、時々底から返して【合わせ酢】を全体に行き渡らせる。うちわであおぎ、時々混ぜながら、ほんのり温かいくらい(人肌)に冷ます。あおいで水分をとばすとつやが出る。乾燥しないように、ぬれ布巾をかぶせておく。
4.かつおは【A】をからめて下味をつける。
5.きゅうりはピーラーでしまむきにし、薄い輪切りにする。塩をふってもみ、約5分間おいて水けを絞る。貝割れ菜は根元を切り落として長さを半分に切る。
6.器に3のすし飯を盛り、焼きのりを小さくちぎって散らす。貝割れ菜の半量を散らし、4のかつおを盛り、きゅうりと残りの貝割れ菜をのせる。練りがらしとしょうゆを好みの割合で混ぜて添え、好みでつけて食べる。
◆すし用のご飯は少し堅めに炊く◆
炊きたてのご飯に合わせ酢を混ぜるすし飯。普通に炊いたご飯に合わせ酢を加えると水っぽくなるので、おすし用のご飯は水を少なめにして堅めに炊き上げる。普通のご飯は米の容量に対し、1〜2割増しの水で炊くのが一般的だが、今回紹介するレシピでは、米と水は同量。炊飯器の内釜にすし飯用の目盛りがある場合は目安にしてもよい。
◆合わせ酢の割合◆
合わせ酢はすし酢とも呼ばれ、酢に砂糖や塩を混ぜ合わせる。3:2:1/3などと、割合で覚えるとよい。酢はおなじみの穀物酢か米酢を使う。穀物酢はキリッとした酸味、米酢は酸味がまろやか。すし飯にも酢の特徴が表れるのでお好みで。