*1人分
1.するめいかは胴に指を入れて軟骨をはずし、足を静かに引き抜く。胴は軟骨を取り除き、エンペラはつけ根の部分で切って4等分にする。胴は中央から切り開き、内側をきれいにふき取って薄皮をはがす。墨袋は取り除く。腹ワタを切り離し、口と目を取り除き、大きな吸盤を切り取る。
2.いかの胴は水けをよくふき取り、ラップで包んで冷凍庫で保存する。
3.密封容器に天然塩をたっぷり敷き、腹ワタを入れ、よくまぶす。ふたをして冷蔵庫に入れ、4~5日間おく。その間、毎日1回ずつ、腹ワタから出る水分を取り除く。
<★ポイント>水分を毎日取り除くことによって、生臭くならない。
4.2のいかの胴を冷凍庫から取り出して自然解凍させ、縦4等分に切ってから細切りにする。
5.3の腹ワタにまぶした塩を水で洗い流し、水けをよくふき取る。中央から切り開き、ワタを薄皮からこそげ取り、包丁の峰でよくたたく。
6.ボウルに4、5を入れ、ゴムべらなどでよく混ぜ合わせる。密封容器に入れ、冷蔵庫で4~5日間保存可能。
腹ワタと胴は「いかの塩辛」に、足、エンペラ、薄皮は「いかと厚揚げの煮物」に使う。
◆いかの残った部分でもう一品◆
いかと厚揚げの煮物