(2～3人分)

野菜を切る

1.白菜は1枚ずつはがし、軸のある部分は包丁をねかせて6cm長さのそぎ切りに、葉先は6cm長さのザク切りにし、それぞれ縦2～3等分に切る。にらは4cm長さに切り、えのきだけは根元を切り落としてほぐす。

そのほかの具材を切る

2.豆腐は6等分に切り、豚肉は10cm長さに切る。白菜キムチは大きければ一口大に切る。

ピリ辛にんにくみそをつくる

3.小さめの鍋に【ピリ辛にんにくみそ】の材料を入れ、中火にかける。ゴムべらで混ぜながら、フツフツと煮立ってくるまで加熱し、火を止める。

煮干しの下ごしらえをする

4.煮干しは頭を除き、腹に親指を当てて半分に裂き、内臓（黒いかたまり）と中骨を取り除く。こうすると苦みが出にくくなり、具としても味わえる。

だしをとる

5.昆布はキッチンばさみで4等分に切る。土鍋に昆布と煮干しを入れ、水カップ3を注いで中火で煮立て、さらに約5分間煮る。

ピリ辛にんにくみそ を加える

6.【ピリ辛にんにくみそ】を少しずつ加え、よく混ぜて溶かす。

具材を加えて煮る

7.豚肉を入れ、菜箸でほぐす。白菜キムチ、白菜、えのきだけ、豆腐、にらの順に加える。アクが出たら取り除き、再び煮立ったら火を止める。好みで卓上コンロに移し、温めながら食べる。

【ピリ辛にんにくみそ】
◆多めにつくってストックすれば、韓国風の味つけが簡単！◆
キムチ鍋の味つけに使う「ピリ辛にんにくみそ」は、赤とうがらしとにんにくの風味が効いた合わせみそ。多めにつくってストックすれば、いろいろな料理に活用できます。きゅうりや大根、にんじんなどのスティック野菜にそのままつけて食べたり、魚に塗って焼いたり。シンプル料理がたちまちパンチの効いた韓国風になります。密封容器に入れて冷蔵庫で保存し、約1か月を目安に使いきりましょう。

【食材メモ】
◆煮干し◆
小魚などを煮て干したもの。かたくちいわしの稚魚を使ったものが一般的。水に浸したり、煮出したりしてだしをとる。光沢があってよく乾燥したものがよい。

◆キムチ鍋の極意◆
1、煮干しと昆布でだしをとる。
2、ピリ辛にんにくみそで味つけをする。
3、豚バラ肉でうまみアップ。