*1人分
1.春菊は葉を摘んで茎と分け、葉、茎ともに2cm長さに切る。にんじんは皮をむき、5mm幅に切ってから少しずつ重ねて並べ、端からせん切りにする。
2.小さめの鍋に【天つゆ】の材料を入れて中火にかけ、煮立ったら火を止める。
3.ボウルに【衣】の材料を入れて菜箸でサックリと混ぜ合わせる。
4.別のボウルに1の春菊とにんじんを入れて混ぜ合わせ、小麦粉を加えてまぶす。さらに別のボウルに1/2量を移し入れ、3の衣の1/2量を加えてからめる。
<★ポイント>春菊とにんじんは小麦粉を軽くまぶしておくと衣がからみやすい。衣はやっとからまるくらい薄くつけるとカリッと揚がる。
5.フライパンに揚げ油を2cm深さまで入れて170℃(菜箸を油の中に入れると、先から少し大きめの泡が出る状態)に熱し、4の1/2量をスプーンなどですくって静かに落とし入れ、菜箸で形を整える。続けて残りも同様にして揚げ油に入れ、菜箸で形を整える。片面が固まったら上下を返し、カラリとするまで1分間ほど揚げ、よく油をきってバットに入れる。残りもつくり方4と同様にしてから揚げる。
<★ポイント>なるべく丸い形に仕上がるように、スプーンでタネを静かに落とし入れる。
6.器に5のかき揚げを盛り、2の【天つゆ】を添える。
【おいしい春菊の見分け方】
・葉脈が左右対称で、はっきりしている
・葉が根元近くにもたくさんある
・淡い緑色
春菊などの葉野菜やピーマンなどの緑の野菜は、淡くてきれいな緑色のものがおすすめ。緑色が濃いものは、堅かったりアクが強かったりする。
・茎が太くて丸い
茎の切り口が丸いものは、栄養が均等に行き渡った証拠で、味もいい。茎が空洞になっているものは収穫が遅れて育ちすぎ。堅めでアクも強め。