*1人分
*下味をつける時間は除く。
1.鶏肉は皮を下に置き、はみ出た脂肪を除く。厚い部分に斜めに包丁を入れて開き、厚みを均等にする。白い筋の部分に切り目を入れ、6等分に切る。
<★ポイント>肉の形や大きさがバラバラだと温まり方にむらが出て、生っぽいところやボソボソしたところができてしまう。形や大きさはできるだけ均等に。
2.ボウルに鶏肉を入れて【下味】の材料を加え、手でよくもみ込む。そのまま約10分間おいて味をなじませる。
3.バットに小麦粉を広げ、鶏肉の汁けを1切れずつペーパータオルでふいて並べる。上下を返して小麦粉をまぶし、軽くはたいて薄くつける。
4.オーブン用の紙を耐熱皿に合わせて切って敷く。鶏肉は皮を上にし、耐熱皿の縁に沿って等間隔に並べる。
5.サラダ油を鶏肉に均等にふりかけ、さらにスプーンの背で鶏肉の上面にぬり広げる。
6.ラップをかけずに、電子レンジ(600W)に8分間かける。
7.取り出してペーパータオルを敷いたパットに移す。さらに上からもペーパータオルで油をふく。器に盛り、レモンを添える。
●電子レンジが鶏肉料理を得意な理由
1. 厚みや骨があっても、短時間で温まる!
厚みのある鶏肉を普通に加熱すると、中まで火が通るのに結構時間がかかるもの。電子レンジなら、食材の外側と内側が同時に温まり始めるので、短時間で中まで温まります。また、骨付き肉を電子レンジにかけると、骨がマイクロ波をはねのけるため、骨の周りが温まりやすくなるという効果もあります。
2. むね肉もパサつかず、しっとり!
鶏むね肉は脂肪分が少ないため、火を通しすぎるとすぐにパサパサになってしまいます。タイマーのついた電子レンジなら、うっかり温めすぎることもなし。定番のレンジ蒸し鶏は、余熱を利用してふっくら仕上げ、蒸し汁をからめて、しっとりジューシーに。
3. 巻きおかずも、電子レンジなら形がくずれない!
あっさり味のささ身は、食材をプラスして風味とボリューム感をアップさせる「巻きおかず」がおすすめです。電子レンジは転がしながら調理する必要がないので、形がくずれず、巻きおかずにぴったり。食材の中心からも温めるので、厚みがあってもすぐに温まります。