*1人分
1.にんじんとじゃがいもはそれぞれシャトーに切り、サッと水にさらす。水けをふき、180℃の揚げ油で1~2分間素揚げする。
<★ポイント>まずくし形に切って、角を面取りする。見た目も美しく、角をなくすことで煮崩れが防げる。フランスでシャトーブリアン(牛ヒレ肉のステーキ)の付け合わせのじゃがいもをこう切ったことからシャトー切りの名がある。
2.小たまねぎは軽く下ゆでする。ベーコンは7~8mm角の棒状に切り、サッとゆでて脂を落としておく。
3.鶏肉は大きめの一口大に切って、塩・こしょう各少々をふる。厚手の鍋を十分に熱してサラダ油をなじませ、強めの中火で鶏肉を炒める。よい焼き色がついたら取り出す。
4.3の鍋に水けをきった2、にんにくを入れて炒める。うっすらと焼き色がついたら鶏肉を戻し入れ、1を加えて軽く塩・こしょうをふる。ローリエも加えてふたをし、弱火で20~30分間、時々鍋を揺すって上下を返しながら蒸し煮にする。
<★ポイント>味付けは塩、こしょうだけなのに味わい深いのは、素材に応じた下ごしらえをしたからこそ。にんじんとじゃがいもは素揚げ、鶏肉とマッシュルームは炒める、小たまねぎとベーコンは下ゆでしてから炒めるというように、ひと手間かけてから蒸し煮にする。
5.マッシュルームは半割りにする。バター大さじ1で強火でサッと炒め、塩・こしょう各少々をふる。4の鍋に加え、さらに10~15分間蒸し煮にする。
6.味をみて必要なら塩を加え、バター大さじ1をからめて仕上げる。パセリのみじん切りをふる。
【クッキングメモ】
ベーコンはぜひ塊を使いたい。風味が格段によい。
◆献立のヒント◆
グリーンサラダ
あさりのスープ