(つくりやすい分量)
1.ボウルに【甘酢】の材料を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
<★ポイント>火にはかけず、酢の風味を生かす。
2.新しょうがは洗ってスプーンで皮をこそげ取る。赤い部分は色みの素(もと)になるので、残しておく。
<★ポイント>包丁を使うと厚くむきすぎてしまうが、スプーンだと細かい部分まできれいに薄くこそげ取れる。
3.2を繊維に沿って薄切りにする。薄さは好みでよい。
4.3の半量を盆ざるに広げ、ボウルにのせる。酢少々を入れた熱湯をまんべんなく回しかけ、辛みを抜く。
<★ポイント>湯に酢を入れるのは、アクによって新しょうがが黒ずむのを防ぐため。
5.4が熱いうちに粗塩の半量をまぶし、よくあえる。
<★ポイント>塩をまぶして下味をつけ、アクを抜く。
6.冷めないうちに手でギュッと水けを絞る(やけどに注意する)。残りの半量も同様にする。
7.保存瓶に1の【甘酢】を注ぎ、6を入れて漬ける。2~3日目から食べられ、冷蔵庫で約1か月間保存できる。
<★ポイント>ひねしょうがでつくる場合は、4の工程で湯をかけるかわりにサッとゆで、えぐみを取る。
10日間後には…時間がたつにつれ、徐々に淡いピンク色になってくる。
◆新しょうがを漬けるときに用意するもの◆
《容器について》
酢を使うため、酸に強いガラスやホウロウ製がよい。今回使ったのは、1リットル容量の密閉できるガラスの保存瓶。必ず煮沸消毒して使う。
《新しょうが》
新しょうがは収穫後すぐに出荷される。表面につやがあり、茎の付け根がきれいな紅色をしているものを選ぶ。