*1コ分
*生地をねかせる時間は除く。
(6コ分)
1.薄力粉に塩を加え、水を少しずつ加えて混ぜ、【生地】をつくる。よくこねて【生地】がなめらかになったら堅く絞ったぬれ布巾をかけ、約30分間おく。
2.さつまいもは皮付きのまま1cm厚さの輪切りにし、水にさらす。
3.1を6等分して丸める。打ち粉(分量外)少々を手につけ、生地1コを手のひらで押さえながら、さつまいもより一回りくらい大きくのばし広げる。
<★ポイント>中央を薄く、周りを厚めにしておくとよい。
4.さつまいもはざるに上げ、紙タオルで水けを拭き取る。3の中央にあんの1/6量をのせ、さつまいも1枚をかぶせる。
5.【生地】を少しずつのばし広げながら、さつまいもをくるむ。最後は【生地】をつまんで寄せ、完全に閉じたら閉じ口を平らにならす。
6.閉じ口を下にしてオーブン用の紙にのせ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で約25分間蒸す。
“いきなり”の名の由来には諸説あり、手早くあっという間にでき上がるからとも、生のいもを「生(い)き成(な)り」調理するからともいわれます。かつてはあんを入れず、さつまいもだけを包んだとか。