*1人分
*もち米をつける時間、冷ます時間は除く。
1.もち米はたっぷりの水に3~4時間(できれば一晩)つけておく。いかに詰める30分前にざるに上げて十分に水けをきり、ボウルなどに入れておく。
2.いかは足をワタごと抜き、軟骨を取って内側を洗い、水けを拭く。足はワタと目を切り離し、口と足先を除く。足を食べやすい大きさに切り、洗う。
3.1にしょうゆ・酒各小さじ1を加えて混ぜ、2のいかの胴に等分に詰め、口をようじでとめる。
4.【A】を鍋に煮立て、3を入れて落としぶたをし、弱火で40分間ほど煮る。いかの足を加えてサッと煮たら、【水溶きかたくり粉】を加えてとろみをつける。
<★ポイント>あれば竹の皮を敷いてから、3を入れると、いかが鍋底にくっつかない。
5.そのままおいて冷まし、胴を食べやすく切って、足と一緒に器に盛る。
いか飯は駅弁などでもおなじみ。北海道・道南で豊富にとれたいかに貴重な米を少量入れてつくったといわれる、工夫が光る料理。いかのうまみがご飯にしみて、シンプルで力強いおいしさ。