*1人分/野菜のスティックサラダは除く。
1.手羽先の先端を関節で切り落とす。
<★ポイント>落とした先端は、一緒に揚げてもよい。とりおいて冷凍可能。スープに活用を。
2.切り落としたところの2本の骨の間の筋を切り、骨を切り離す。
3.切り離した部分、こぶ状の周囲の筋を切り、肉と骨を切り離す。
<★ポイント>筋は丁寧に切ること。それだけ仕上がりがきれいになる。
4.包丁を手前に引いてこそげるようにして、骨についた肉をはずす。ある程度はずれたら、細いほうの骨を指でつまんで引き抜く。
5.残った骨をしっかり持つ。肉を引き、皮が内側にくるように裏返して、形を整える。
6.裏返した肉を、再び皮が外側にくるように戻して、形を整える。
<★ポイント>これで技あり。皮を外側にすることで余分な脂が落ち、表面はカラリと香ばしく、中はジューシーに揚がる。
7.6をボウルに入れて【下味】を加え、軽くもんでなじませる。【衣】のカレー粉、小麦粉を加えて全体にからめ、かたくり粉を一つ一つ丁寧にまぶす。
8.フライパンにサラダ油を1cm深さに注ぎ、7を入れる。
<★ポイント>常温の油に入れて揚げ始めると中までしっかり火が入り、失敗がない。油の表面から、鶏肉が飛び出していても大丈夫。
9.強めの中火にかける。温度が上がってきたら火を弱めて加減する。
<★ポイント>鶏肉の表面から泡が出てくるので、温度の上昇がわかる。油の量が少ないため、すぐに高温になるので注意して。温度が上がったら、忘れずに火を弱める。
10.肉の表面が堅くなり、揚げ色がつき始めたら裏返す。7~8分間して全体においしそうな揚げ色がついたら取り出す。油をきって器に盛り、野菜のスティックサラダを添える。
<★ポイント>揚げ色は鍋底のほうから、ついてくる。揚げ物をしている間は鍋から離れず、玉じゃくしで飛び出した骨などに油をかけるとよい。