*全量
(カップ4弱分)
1.玄米は水で洗い、ボウルに入れる。たっぷりの水を注いで30分間浸して、ざるに上げて6時間ほどおく。
2.厚手で油けのない平鍋を用意する。火力全開を10とすると7の火にかけ、鍋を温めてから、玄米を入れる。
<★ポイント>最初は割合と強い火にかけ、玄米を炒りましょう。
3.玄米全体を木べらで動かしながら5~10分間ほど炒ると、玄米が小麦色になり、はぜる音が聞こえてくる。火力全開を10とすると3~4の火に弱め、玄米を炒る。
<★ポイント>はぜさせるのは玄米の中のでんぷん質を表に出すため。でんぷん質を表に出し、栄養分をよりスープに煮出すのです。玄米がはぜ始め、ピチピチとした音を聞くのはよいものですよ。
4.たえず木べらを動かしながら炒り、色づかせる。
<★ポイント>香りと音に集中しながら、へらをあきれるほど絶え間なく動かす。何度もつくって、この感覚をわがものとしてください。
5.20分間ほど炒ったら紙の上にあけて粗熱を取る。
<★ポイント>瓶などに入れて常温で1週間ほど保存可能。それ以上は油臭さが出てくる。
6.ホウロウのポットなどに、炒った玄米、昆布、梅干し、水カップ5を入れ、ふたをして中火にかける。
<★ポイント>対流すると栄養分が抽出しやすいので、鍋ではなくポットを使う。
7.煮立ったらふたをずらし、弱火にする。フツフツと30分間ほど炊き、味をみてこす。