*1コ分
(約20コ分)
1.ボウルに【生地】の材料を入れる。軽く混ぜ合わせ、中心にくぼみをつくり、水80mlを加える。
<★ポイント>水は数回に分けて入れてもよいでしょう。
2.指先を使って、ゆっくり円を描くように混ぜる。だんだん【生地】が指にくっついてくる。
3.指の【生地】を落としながら練り混ぜる。全体がまとまってきたら、ボウルに残った【生地】もまとめ、球形に整える。
4.【生地】を台に移し、打ち粉をふる。右手で奥から手前に【生地】を折って体重をのせて押す、を繰り返す。
5.2~3分間続け、全体がなめらかにまとまってきたら、湿らせた布巾で【生地】を覆う。冷蔵庫で20~30分間ねかせる。
<★ポイント>ねかせることで【生地】がなじみ、よりなめらかになります。
6.板ゼラチンをたっぷりの水につけて戻す。鶏ガラスープ160mlを火にかけ、水けをきった板ゼラチンを加える。ゼラチンが溶けたら、ボウルに流して粗熱を取り、冷蔵庫に入れる。1時間冷やし固める。
7.6が固まったらざるでこして、細かくする。
<★ポイント>力を込めて網目を通します。難しければ包丁で細かく刻みます。
8.別のボウルにひき肉を入れ、【A】を加える。ボウルの底に氷を当て、冷やしながら練り混ぜる。
9.残りの鶏ガラスープ120mlを数回に分けて8に加え、混ぜ合わせる。
<★ポイント>スープは常温で冷ましたものを加える。
10.【B】を加えて混ぜ、さらに7を加えて混ぜ合わせる。
11.バットに移して下に氷を敷き、ラップをかけて冷蔵庫に入れる。40分間ほど冷やす。
<★ポイント>ここで冷やすのも包みやすくするため。氷がない場合は1時間ほど冷やします。
12.台に打ち粉をふり、5を軽くこね、俵形に整える。上下に転がしながら直径2cmの棒状にのばす。
<★ポイント>【生地】の太さにばらつきがあると次の手順で均等に切れません。きれいな棒状に整えます。
13.打ち粉をして1コ10gほどになるように、スケッパーがなければ包丁で切る。
14.切った断面を上にして置き、打ち粉をふる。親指の付け根あたりで軽く押して、平らにする。
<★ポイント>断面には水分があるので、さらに打ち粉をふりましょう。
15.麺棒を用意し、左手で【生地】を回しながら、内側から外側へのしていく。
16.【生地】を直径7~8cmにのばす。中心部は少し厚くする。
<★ポイント>中心部を厚くすると、包むときに破れにくくなります。
17.あん25gをへらで取って、【生地】の中央に押しつけるように置く。皮をひっぱり上げるようにして包む。(下記「全体備考」参照)
18.オーブン用の紙を敷いたせいろに並べる。蒸気が上がった蒸し器に入れ、強火で7~8分間蒸す。つけだれの材料を合わせ、しょうがを添え、小籠包とともにいただく。
<★ポイント>蒸すと1.5倍ほどにふくらむので、間隔をあけてせいろに入れます。
【包み方のコツ】
1.左手に生地をのせてあんを置き、包み込むように持つ。
2.左手の親指であんを押さえながら、右手の親指と人差し指で生地をつまみ、ひだを寄せていく。
3.ひだを寄せるたびに、生地を軽く引き上げるようにして、包んでいく。右手の親指は動かさず、人差し指で生地を引き上げる。
4.ひだを寄せながら、1周して完成。
【保存方法】
包んだ小籠包は、バットなどに並べてラップをし、冷凍庫で2週間保存可能。その場合は、蒸し時間を10~11分間にします。水けが皮に出てしまうので冷蔵保存は当日のみです。