*1人分
1.手羽先は身の厚い部分の両面に切り目を1本ずつ入れる。こうすると火が通りやすく、また食べやすくなる。ししとうはヘタの先を切りそろえる。レモンは1/4コ分をくし形に切る。
2.フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、手羽先を皮の厚いほうを下にして並べ入れる。フライパンより小さい平らなふたを直接のせ、約5分間焼く。ふたを外して手羽先を返し、再びふたをのせて約5分間焼く。
3.ししとうを加え、強めの中火で全体を炒め合わせる。ししとうがしんなりしたら、塩小さじ1/2、こしょう少々をふり、ししとうを取り出す。火を止め、残りのレモンを搾りかけてサッと混ぜる。器に手羽先とししとうを盛り、レモンのくし形切りを添える。
◆味わい異なる手羽先と手羽元◆
手羽は鶏の翼の部分全体を指し、先のほうが「手羽先」。ゼラチン質が多く、コクがあって濃厚な味わいです。手羽先の先端の細い部分を切り落としたものは「手羽中」。さらに縦半分に切ったものもあります。「手羽元」は付け根に近い部分で、手羽先より淡泊な味わい。煮込みや、から揚げなどに向いています。