1.ぶりは1切れを半分に切り、両面に塩小さじ1/2をふって5分間ほどおく。
<★ポイント>魚に塩をふっておくと、浸透圧で水分とともに臭みが引き出されます。塩がなじんで水けが出るまで待ち、拭き取ってから調理しましょう。
2.ねぎは縦半分に切り、4cm長さの斜め薄切りにして水にさらす。パプリカは4cm長さの薄切りにする。
3.1のぶりの水けを拭き取り、酒大さじ1をふる。
<★ポイント>酒には魚の臭みを抑えるとともに、身をふっくらさせたり、うまみを引き立てる効果があります。
4.皿にレタスを敷いてぶりを重ならないようにのせ、蒸気の上がったせいろで6分間ほど、強めの火加減で蒸す。
<★ポイント>じわじわ加熱すると時間がかかり、うまみが抜けたり、臭みがこもったり。強火で蒸気を上げてから皿をのせ、その蒸気を逃がさないよう、ふたを開けずに短時間で蒸し上げます。
5.蒸している間に、2のねぎの水けをよくきり、パプリカと合わせておく。【たれ】の調味料はボウルなどに混ぜ合わせる。
6.4が蒸し上がったら取り出し、5の野菜を等分にのせる。フライパンにごま油大さじ2を入れて中火にかけ、煙がたつまでじっくりと熱する。引火に注意。
<★ポイント>フライパンを傾け、油を一か所に集めて加熱します。油がぬるいと魚が油っぽくなってしまうので、煙がたつくらいまでじっくりと。
7.ごま油が熱いうちに、盛りつけた野菜の上に半量ずつ回しかけ、全体に【たれ】を適量かける。あれば、香菜を添える。
【ここをマスター】
●切り身魚は塩をふっておき、臭みを外に引き出す。
●水にさらしてシャキッとさせたねぎをたっぷりと!
●酒をふって臭みを抑え、一気にふっくら蒸し上げよう。
●仕上げの油はアツアツに。ぬるいと油っぽくなるのでじっくり加熱。
→白身魚や、かんぱち、いなだなどでも。