1.白菜はみじん切りにして塩少々をふり、軽く混ぜて10分間ほどおく。ざるなどに入れてサッと水で洗い、よく水けをきる。
<★ポイント>白菜をしんなりさせて、ほかの材料とのなじみをよくする。
2.ボウルに1、豚ひき肉、細かくほぐした帆立て貝柱、【A】の材料を入れて、手でよく混ぜ合わせてタネをつくる。
<★ポイント>もみ込むようにして、少し粘りけが出るまで混ぜ合わせる。
3.ギョーザの皮の縁に薄く水をぬり、タネをのせて折り合わせてひだを寄せる。
<★ポイント>焼きギョーザはひだをしっかり寄せるので、あまりネタを多く入れすぎないこと。折り合わせた片側のみに、ひだを寄せる。
4.フライパンにサラダ油大さじ1を入れて、3を並べる。
5.フライパンの七分目まで水を入れて、中火にかける。ふたをして約6分間蒸し焼きにする。
<★ポイント>水はたっぷりと。焼いている間は、ギョーザは絶対にひっくり返さない。
6.フライパンの中の水がとんでなくなったら火を止めて盛りつける。【たれ】の材料を好みの比率で合わせて、ギョーザをつけて食べる。
《うまい王道への3つのポイント》
1. 下ごしらえは入念にすること。ギョーザは皮とタネだけのシンプルな料理だが、今回は市販の皮を使うので、手を加えられるのはネタだけ。タネの仕上がりが出来を大きく左右する。材料の刻み加減には要注意。
2. つくるときは一度にたくさんつくる。たくさんつくることで、刻み具合や練り具合のむらが小さくなり、1コ1コが安定した仕上がりになる。食べ切れない分は、くっつかないように感覚をあけて包み、冷凍庫へ。調理するときは、解凍せずにそのまま使う。
3. 隠し味は「砂糖」。食べたときに舌で感じることはないが、肉や野菜の甘味を引き出す。