*1人分
*1人分
1.なすはヘタを落として皮をむき、長めの乱切りにする。赤とうがらしはヘタと種を除き、粗くつぶす。【A】は混ぜておく。
<★ポイント>食感が異なる皮の部分をむくことで、なすはグッと扱いやすくなる。なすは長めの乱切りに。じっくりと炒めて程よく水分を出せる。
2.牛肉は、大きければ食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、【下味】の材料を加えて軽くもむ。
<★ポイント>かたくり粉は、牛肉の【下味】をしっかり閉じ込めてくれる。
3.深めのフライパンにサラダ油と赤とうがらしを入れて熱し、2を加えて中火で牛肉の色が変わるまで炒める。
4.【A】を加えてへらでざっと混ぜてからめ、1のなすを加える。火を弱めてしんなりするまで4~5分間じっくりと炒める。
<★ポイント>牛肉に火を通したら、なすを加える。ここからは、弱火でじっくり炒めて、仕上げる。
5.にんにくを加え、香りがたって全体になじんだら火を止める。
【むいた皮は干してみよう!】
このレシピでは、なすの皮をむいて使用。北京でなすを調理するときも皮をむくが、その皮を捨てることはしない。皮をざるなどに広げ、風に当てて水分を除いて保存。冬場、なすが手に入らない時期、豚肉や鶏肉を使ったこっくりとした煮物をつくるときに加えたり、というように使う。夏場には、体に必要な水分をもらい、冬場にはなすの皮に含まれる栄養をもらう、そんな“なす使い”もおすすめ。