*1人分
1.かれいを水洗い(下処理)する。表側の皮に1本飾り包丁を入れる(火の通りを早め、皮が縮んでも破れにくくなる)。
<★ポイント>包丁で表裏、顔の部分、ヒレは広げて、ウロコやぬめりをしっかり取る。裏返し、胸ビレの際に切り込みを入れ、表に返して内臓をしごき出す。ボウルにはったうすい塩水、または流水でエラの内側までていねいに洗い、水けをよくふき取る。
2.鍋(直径21cm)に【煮汁】の材料を入れて中火にかける。【煮汁】が温まって砂糖が溶けたら、かれいを加え、表面にサッと火を通す。
<★ポイント>かれいのうまみを逃がさないよう、表面にサッと火を通す。白身の魚からはあまりアクは出ない。
3.水でぬらした落としぶた(直径15cm)をして、7~8分間煮る。
<★ポイント>落としぶたをした状態で、ふたの周囲が十分に煮立っている火加減が目安。
4.仕上げに落としぶたを取り、煮汁が1/3量程度になってトロリとするまで煮る。
<★ポイント>落としぶたを取って煮詰めると、魚の脂と水分が乳化して、【煮汁】がトロリとしたソース状になる。
【定番料理をもっとおいしく】
かれいはていねいに水洗いをして、少ない煮汁をしっかりと煮立たせる。