*1人分
1.豚肉は4~5cm長さに切る。たまねぎは縦半分に切って、繊維に沿って薄切りにする。
<★ポイント>たまねぎは繊維に沿って切り、歯ごたえを生かす。
2.【南蛮酢】の材料を合わせ、たまねぎを加えて混ぜる。
<★ポイント>先に南蛮酢につけておくことで、たまねぎの辛みがぬけて食べやすくなる
3.豚肉に塩・こしょう各少々で下味をつけ、かたくり粉を両面に薄くまぶす。揚げ油を鍋の2~3cm深さまで入れ、高温(180℃)に熱し、豚肉を揚げる。
<★ポイント>豚肉は薄くかたくり粉をまぶして、高温でカラリと揚げる。
4.3の油をきって、熱いうちに2に加えてあえる。好みのつかり具合で食べる。
◆新たまねぎをおいしく賢く食べるコツ◆
1. 水にさらさず食べると、硫化アリルがむだなくとれる!
たまねぎに含まれる硫化アリルは水に溶け出しやすいため、水にさらさずに食べると効率よく摂取できる。特に新たまねぎは辛みも少ないので、ぜひ水にさらさず生で食べたい。
2. 空気に触れさせると、硫化アリルの働きがアップする。
たまねぎを切ってから、空気に触れさせて酸化させることで、硫化アリルの血栓をつくりにくくする働きがアップするといわれている。15分間以上おくと効果が期待できる。
3. 料理によって、切り方を変えて違った食感を楽しむ。
繊維に沿って切ると、たまねぎならではのシャキシャキ感を楽しむことができる。繊維を断ち切るように直角に切ると、筋が切れて柔らかく食べやすくなる。
4. 煮汁ごと食べれば、細かく切ってもOK!
切った断面が多いほど、細胞がこわれて硫化アリルが流出し、体に吸収されやすくなる。そのため、ハンバーグや炒め物、スープなどの水分が少ない料理や煮汁ごと食べる料理であれば、細かく切っても問題ない。ただし、水にさらす場合やゆでて使う場合は、細かく切ると硫化アリルが流出しやすいので、なるべく避けるか、大きめにきるとよい。
◆新たまねぎの保存◆
新たまねぎは水分も多く傷みやすいため、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するとよい。余ったら水分が逃げないようラップで包んで。