きょうの料理レシピ
大豆とこんぶのたき合わせ
大豆と昆布の本来の甘みを生かし、根気よくコトコトと煮込みます。梅干しの酸味が、甘い炊き合わせに深みを添えます。
写真: 小林 庸浩
エネルギー
/170 kcal
*1人分
調理時間
/180分
*大豆を戻す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・大豆 (乾/水で戻す) カップ1
- ・昆布 15g
- ・梅干し 1コ
- ・しょうゆ
つくり方
1
土鍋にたっぷりの水と戻した大豆を入れ、強火にかける。
! ポイント
大豆は煮るにしたがってかなりかさが増える。そのため分量は鍋の3割量くらいまでとする。
2
煮立ったら火を弱め、コトコトと長時間煮る。ゆで汁をヒタヒタくらいに保つよう、湯を足す。ある程度柔らかくなったら、色紙形に切った昆布を加えてさらにゆでる。
! ポイント
調味をすると、それ以上柔らかくならず、反対に堅くなるから、必要以上柔らかくすること。
3
梅干しを加え、しょうゆ大さじ1/2をさし、吸い物味にする。調味して約30分間煮て、さらに同量のしょうゆをさし、30分間煮る。
! ポイント
梅干しを加える。梅干しは砂糖と違ったうまみを添えてくれるので、火からおろしてもそのままにしておく。煮汁は、最終的にはヒタヒタの8割量くらいになる。
きょうの料理レシピ
2006/12/26
懐かしレシピ~昭和39年の煮物~
このレシピをつくった人
辻 義一さん
(1933~2021)茶道裏千家流の懐石を務める料理店の3代目。希代の数寄者・北大路魯山人の鎌倉の家に住み込み、料理修業をした。昭和39年に「きょうの料理」に出演の辻嘉一さんの長男である。
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