JA直売所キャラバン 第19回 JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店 PR
JAバンク×健康キッチン
JA直売所キャラバン第19回
広島県尾道市
「JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店」
2018年2月10日、キャラバンカーが訪ねたのは、広島県尾道市にある「JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店」です。
「JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道」は、つくる人と食べる人を結ぶ、地産地消の拠点として、農業と地域の元気を目指しています。 新鮮と美味しいにこだわった自慢の特産品が魅力の直売所です。
雨まじりの寒い日にもかかわらず、たくさんのお客様がイベントに参加してくださいました。
クッキングステージ 村田裕子さんの健康レシピ
料理研究家･管理栄養士 村田裕子さん
クッキングステージでは、料理研究家で管理栄養士の村田裕子さんが、まず、地元産のはっさくを使って「はっさくの甘酒スムージー」を実演。
わけぎで「わけぎの海鮮お焼き」も実演紹介してくれました。どちらもすぐに試せる簡単レシピです。
ビタミンたっぷり はっさくでスムージー
「はっさくは皮をむいてわたをとり、薄皮から果肉をとりはずします。あれば種をとってくださいね。甘酒は飲む点滴といわれるほど栄養いっぱい。ビタミンたっぷりのはっさくと組み合わせれば最強のパワーです。」
はっさくと甘酒をミキサーにかけてなめらかになるまでかければできあがりです。
わけぎたっぷり「わけぎの海鮮お焼き」
わけぎは、ビタミンが多く、特にビタミンAとビタミンCを多く含んでいます。
「ねぎのような刺激臭がないため、ぬたや卵とじ、酢みそあえなどの料理は定番ですが、お焼きもおいしいです。お好みの尾道の海鮮を加えて、つくってみてください。」
生産者 恵谷幸郎（えやさちろう） さん
広島県は、「はっさく」の生産量が全国2位。
尾道市因島は、はっさく発祥の地です。恵谷さんは、はっさくのほか、柑橘を約3トン収穫しています。
「はっさくは12月中に収穫し、倉庫で1か月以上寝かせることで酸味が抜けておいしくなります。
２～３年前からは『紅はっさく』の栽培を始めました。普通のはっさくより栽培が難しいのですが、皮が薄く、ジューシーで人気があります。
はっさくはデリケートな果実。注意して扱わないと苦みが強くなることもあります。
直売所のはっさくは、ひとつひとつ丁寧に袋詰めするので、苦味が少なくておいしいですよ」と恵谷さん。
お楽しみの試食 「はっさくの甘酒スムージー」
恵谷さんの栽培したはっさくを使った「はっさくの甘酒スムージー」がつくられ、来場者にふるまわれました。「子どもも飲みやすい」「はっさくと甘酒が良く合う」と大好評♪
すい臓がんは 早期発見が重要「尾道プロジェクト」
花田 敬士さん JA尾道総合病院 診療部長（広島大学医学部臨床教授）
健康のカギを握る“すい臓” ～その重要な働きを知っていますか？～
JA尾道総合病院 診療部長の花田 敬士さんは、すい臓、胆のうの病気を中心に全国レベルの高度な診断・治療に取り組んでいます。特にすい臓がんの早期診断プロジェクト「尾道方式」を考案し、全国的に注目されています。
【すい臓はどこにある？その働きは？】
「みなさん、すい臓はどこにあるか、ご存知ですか？」花田先生の問いかけに会場では手を上げる人がちらほら。
「すい臓は胃の裏側にあり、食べ物を消化する『すい液』や、血糖値を下げる『インスリン』を分泌する重要な働きがあります。体の奥まったところにあるため、『すい炎』や『すい臓がん』などの病気が起きても気づきにくいといわれているため、注意が必要です。」
【すい臓がんの危険因子】
・慢性すい炎・遺伝性すい炎
・肥満・喫煙・大量飲酒
・すい臓がんの家族歴 など
「すい臓がんは、がんの中で最も発見や治療が難しいとされているため、病気の危険因子を知ることが大切です。」と花田先生。
「甘いジュースのペットボトル1本には、3gのスティックシュガーで例えると、16本以上も入っていることになるんですよ。
食生活に気をつけて、きょうクッキングステージで紹介されたような料理を食べてください。」
【すい臓がんは 早期発見が重要「尾道プロジェクト」】
尾道市では地域ぐるみで、がんの早期発見に尽力しており、すい臓がんの診断や治療において、日本トップクラスの結果を上げています。
「危険因子を見逃さない、微小がんの新しい検査手法で5年生存率が20パーセントになりました。」と花田先生。
自然の恵みと人の技が育てた和牛の逸品「ひろしま和牛」をプレゼント
お楽しみ抽選会では、自然の恵みと人の技が育てた和牛の逸品「ひろしま和牛」が抽選で各回最大20名様にプレゼントされました。プレゼンターは、常務理事 比本 学志さん。番号を引くたびに、会場に歓声が上がりました！
イベントに参加したみなさん全員に、「はっさく」と「わけぎ」がプレゼントされ、とてもうれしそうでした。
JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店
このエリアは、海抜500ｍの世羅台地から、観光の町尾道や島しょ部の因島までと広いので、お米や果物、野菜・花・魚介類・精肉すべてが地元産です。
因島産のはっさく
JA尾道市 農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店 吉原店長
「760ほどの契約農家さんがいて、直売所は豊富な品揃えとなっています。果物も100品目以上。はっさく、デコポン、広島レモンなど県として力を入れていて人気です。また、６つの漁協が運営している魚売り場もあり、漁師が地魚をさばいておいしい食べ方を教えてくれるのも魅力です。」と吉原店長。
