JA直売所キャラバン 第20回 JAえちご上越 旬菜交流館 あるるん畑 PR
JAバンク×健康キッチン
JA直売所キャラバン第20回
新潟県上越市
「JAえちご上越 旬菜交流館 あるるん畑」
2018年3月10日、キャラバンカーが訪ねたのは、新潟県上越市にあるJAえちご上越 旬菜交流館 あるるん畑です。
つくる人(生産者)と食べる人(消費者)のふれあいを大切にした地産地消の拠点、「あるるん畑」。地場でとれる農産物や古くから伝わる郷土食、農産加工品などを販売し、地域のみなさんが「食」と「農」にふれあい、農家と交流を深めることを目指した施設です。開店前から、たくさんのお客様が並んでいました。
イベントの日は、まだ雪の残る寒い日でしたが、たくさんのお客様がイベントに参加してくださいました。
クッキングステージ 舘野鏡子さんの健康レシピ
クッキングステージでは、料理研究家の舘野鏡子さんが、まず、地元産の雪下にんじんを使って「雪下にんじんの柚子香(ゆずか)南蛮」を実演。次にアスパラ菜で「アスパラ菜の生ハム包みサラダ」も実演紹介してくれました。どちらもすぐに試せる簡単レシピです。
お弁当にも便利 「雪下にんじんの柚子香(ゆずか)南蛮」
「雪下にんじんは、皮付きのまま輪切りにして素揚げにします。フライパンで少ない油であげれば簡単です。さいばしで刺してみてすっととおればOKです。」これを、煮立てた甘酢に漬けるだけ。あっというまに出来上がりました。
まるでアスパラの食感!「アスパラ菜の生ハム包みサラダ」
アスパラ菜は、歯ごたえと甘い風味がアスパラガスに似ているので、その名がついたそうです。菜の花に似ていますが、くせがなくほんのりと甘みがあります。「フライパンでさっとゆでて、しょうゆをまぶして絞ったら、生ハムで巻くだけです。前菜風のおしゃれなサラダ、ぜひお試しください。」
生産者 渡邉岩夫さん
雪の中に保存することで甘みが増しておいしくなる雪下野菜は、「雪下畑の仲間たち」というブランド名で販売されています。
生産者の渡邉さんは、上越市でにんじん、じゃがいも、だいこんなどの雪下野菜にチャレンジしています。
「雪の中に入れたものは、ひと味違う。新鮮で、とても甘くておいしいですよ。寒いと厚着をするように、野菜も糖分を蓄えて寒さに備えるんでしょうね」と渡邉さん。
「雪下野菜という特別な品種があるわけでなく、収穫する時期をずらし、雪に1~2回あわせることで甘みを出します。上越は豪雪地帯。その雪を利用します。自分で食べておいしいものを出荷しています。おいしいと言ってもらえると、やりがいがありますね。」
お楽しみの試食 「雪下にんじんの柚子香(ゆずか)南蛮」
渡邉さんの栽培した雪下にんじんを使った「雪下にんじんの柚子香(ゆずか)南蛮」がつくられ、来場者にふるまわれました。「にんじんが苦手な子どもも食べた!」「色もきれいでとてもおいしい」と大好評♪
直売所で使えるお買い物券 抽選でプレゼント
お楽しみ抽選会では、直売所で使えるお買い物券が抽選で各回10名様にプレゼントされました。プレゼンターは、JAえちご上越 藤山理事長。番号を引くたびに、会場に歓声が上がりました!
イベントに参加したみなさん全員に、「雪下にんじん」と「アスパラ菜」がプレゼントされ、とてもうれしそうでした。
JAえちご上越 旬菜交流館 あるるん畑
JAえちご上越 旬菜交流館 あるるん畑は、開店前から行列ができるほどの人気店です。
「契約農家さんは、750軒ほど。お客様においしい物をたくさん買って欲しいと、めずらしい品にも取り組む、農家さんの意識が高いお店です。そのため、生産者の技術も上がっています。」
「雪下野菜も種類が多くなり、じゃがいもや長ねぎなども人気。そのほか、直売所ならではの個人名で販売するお米も種類が多いのが魅力です。」と西條店長。
4月27日から、新たに「上越あるるん村」がオープン。地場産食材が味わえるレストランなどがある「あるるんの杜」の敷地内に、「あるるん畑」が移転新築され、、鮮魚を扱う「あるるんの海」などが加わり、上越の食を発信する一大拠点となります。
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